Originally posted 2023-04-18 23:12:44.
「CQ ham radio 2023年5月号」が届きました。
特集は『コンパクトに楽しむ”HFアンテナのお役立ちガイド”』です。
アマチュア無線の大きな醍醐味はやはり、HF帯の交信。サイクル25だからの特集記事で、HF帯の交信を助けるHFのコンパクト・アンテナの特集です。
やはり、HFアンテナはハムにとって大切ですから。
また、トピックスでは、今注目されている「アマチュア無線にかかわる制度改正』の記事です。
その他、毎回が楽しみの『ユーザーレポート』ですが、今回は「第一電波工業 の高利得2バンドアンテナ「VX30」、とアルインコから発売のデジタル・マルチモードレシーバー「DJ-X100」試用レポートが興味深いです。
その他に、今回は付いている別冊付録「懐かしの50MHz」も読んでみたいですね!
では、早速開いていきたいと思います。
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CQ ham radio23年5月号の目次
目次
主なトピックス
特 集:HFアンテナのお役立ちガイド
別冊付録:懐かしの50MHz -「入門バンド」とその時代を振り返る-
https://shop.cqpub.co.jp/hanbai/books/MCQ/MCQ202305.html
特集”コンパクトに楽しむ~HFアンテナのお役立ちガイド”
2023年5月号の特集は『コンパクトに楽しむ”HFアンテナのお役立ちガイド”』です。(45p~83p)
特集1、サイクル25をマルチバンドで楽しむ「人気のHFアンテナとお役立ちグッズ」
寒さから解放されて、冬の間ほったらかしだったアンテナ周りのメンテナンスや取り替えができる時期になってきました。
個人でも設置やメンテナンスができるマルチバンドにオンエアーできるコンパクトなHFアンテナとして、
モービルホイップ
屋外型オートアンテナチューナー(ATU)を併用したロングワイヤー・アンテナ
を特集されています。
関連記事➡人気のHFアンテナは?~サイクル25をマルチバンドで楽しむために
現代ハムのインターフェア対策
現代ハムのインターフェア対策の特集です。(76p)
インターフェアの症状はどのような物があるのか、その調査の方法、そして、発生したインターフェアの対策を基本から8ページにわたり詳しくまとめられています。大変参考になります。
他に気になった記事は?
特集記事以外の気になる記事をピックアップしてみました。
空とアマチュア無線 Part2
前回始まった「空とアマチュア無線 (174p)」の2回目、今回のテーマは『大気光象の不思議~空の宝探しに挑戦しませんか?』。
大気光象の3つの成因(前回の続き)です。
空の向こうにいる交信相手だけではなく、目の前の空に現れる光の現象にも注意を払ってみるのも楽しいかも知れないですね。
3Y0Jブーベ島~DXペディションレポート(前編)
ブーベ島ってどこにあるんだっけ?ブーベ島でのDXペディションの6ペジにわたるレボートが特集されています。(35p)
DXQSOできなくても、興味深いですね。
HF帯コンディション予報【4月19日~5月18日】
HF帯コンディション予報(190p)もカラーで分かり易くなっています。『今月の電波伝搬の記事』は毎月掲載されています。春分を過ぎ、春のコンディションのピークも一段落といった所ですが、太陽活動は依然活発なようです。
そして、4月下旬からは少しずつスポラディクE(Eスポ)の活動が増えてくることが予想されているようです。ますます大変興味を持つ方も多いと思います。このコーナーへの期待はますます高いと思います。
2023年3月新ファームウエアが追加された「アイコム”IC-9700”」のDVレピータ機能とは?
DVモニター機能についてや、IC-705との違いなど、6ページにわたり詳しい特集になっています。(96p)
DVレピータモニター機能とは、アイコムの無線機 IC-705には、既に搭載されていましたが 、今回IC-9700にも3月にリリースされました。
これは、D-STARでエリアCQ(ゲート越え通信)をする際、相手先のレピータの様子をモニターできる機能です。 インターネット経由でエリアCQを出すレピータにアクセスし、実際にワッチして状況を確認することができるため、交信が終了するタイミングを把握することが可能です。この機能の使い方・注意点まで詳細に6ページにわたり掲載されています。
IC-705と同様にも海外レピータのモニターまでできる仕様となっているそうです。
『第20回西日本ハムフェア』盛大に開催!
3年振りに福岡県京都郡で開催された西日本ハムフェアの記事が掲載されていました。全国から1,800名の来場者で盛況だったようです。
記念局「8J6HAM」局の公開運用もあった様ですが、残念ながら交信できませんでした。3月12日(日)は何をしていたんだろうか?残念!!
ユーザーレポートは高利得2バンドアンテナ「VX30」とデジタル・マルチモードレシーバー「DJ-X100」
ユーザーレポートは、今回は「第一電波工業 の高利得2バンドアンテナ「VX30」(42p)、とアルインコから発売のデジタル・マルチモードレシーバー「DJ-X100」試用レポート(102p)が興味深いです。が掲載されています。
第一電波工業 の高利得2バンドアンテナ「VX30」
「第一電波工業 VX30」は、144MHzと430MHzの2バンドをカバーする高利得、低SWRの全方向型アンテナです。バルコニーの手すりなどに簡単に取り付けることができる小型、軽量、非放射状アンテナです。アンテナの全長は1.3mで、重量は700gです。アンテナの利得は2.15dBiです。
デジタル・マルチモードレシーバー「DJ-X100」
コスパ最高で、移動運用に最適の無線機です。
DJ-X100はシングルVFOで30MHz~470MHzをほぼフラットな感度で受信。電波型式はアナログがFM/NFM/AM/NAM、デジタルはDCR/NXDN/DMR/D-STAR/C4FMの音声、データはAISで船舶の位置、ACARSはデータ通信の文字を表示画面で見ることができます。弊社の従来機種が採用している機能は敢えて省き、「全く新しいレシーバー」としての個性を磨きあげました。DJ-X100は受令機として業務ユーザーにもお使いいただける、アルインコが満を持してお届けするマルチモード・レシーバーです。
アマチュア無線に関係する制度改正について①
「ワイヤレス人材育成のためのアマチュア無線の活用に関する提言」については、CQ誌3月号にも掲載されていましたが、今回はより詳細に発表されていよいよ制度が改正されますので、詳しい記事になっています。(84p)
詳細は、CQ ham radio 2023年3月号はこちらの記事もご覧ください。
まとめ:CQ ham radio23年5月号”コンパクトに楽しむ”HFアンテナのお役立ちガイド”!
その他にも「CW運用ステップアップ(146p)」など参考になる記事が一杯です。
「記念局INFORMATION(150p)」、「国内・海外コンテストカレンダー(238p/240p)やコンテスト規約(242p)」も、毎日の運用には欠かせません。
毎月CQ誌がいろいろな情報を届けてくれるので感謝です。良い刺激をもらえるだけでなく、毎日の運用に欠かせない情報が満載といった感じです。
これだけ多くの情報を毎月企画して、冊子として仕上げていく編集部のご苦労は大変だと思います。是非これからもよろしくお願いします。
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