Originally posted 2022-11-03 01:50:42.
アンテナからの同軸ケーブルを部屋に引込むための工事をしました。
重量鉄骨建築なので簡単には壁に穴が開けられないので、同軸ケーブルの引き込みには工夫が必要でした。
どのように解決したのかを報告したいと思います。
アンテナの同軸ケーブル引込み工事計画
同軸ケーブルを室内に引き込む工事をしました。
屋上ベランダにはGPを2基、ワイヤーアンテナが1基を設置する予定なので、同軸ケーブルを少なくとも3本、部屋に引き込まなければなりません。
重量鉄骨建築なので壁がALCにタイル張りとなっており、簡単に穴を開けることもできません。窓に軒が付いていないので窓を少し開けてその隙間から引き込むことも出来ません。
最終的にエアコン用の穴を利用することにしました。
引込みは、エアコン穴から
今回の工事で、ここが最も工夫をしたポイントになります。
同軸ケーブルの引込口は、エアコンパイプの穴を使いました。
簡単な方法として、エアコンのパイプの穴に同軸ケーブルを通してしまう方法が有ります。
この場合は、せいぜい1~2本ならOKなのですが、当局の場合は同軸ケーブルが3本になるし、将来アンテナが増えることも考えて現在のエアコンの穴をそのために使うことにしました。
もともとあったエアコンは、すぐ横に位置をずらして改めて設置することにしました。
壁の穴への雨水の浸入を防ぐため、穴の外側の壁に『ウォールボックス』を取付けます。
一旦この中へ同軸を引込み、エアコン穴を通じて内部へ通します。
室内は、金属ケースを設置して同軸ケーブルの中継します
建物内には、金属ケースを設置。アンテナの切り替えや同軸ケーブルの接続、避雷器などを設置しました。
アマチュア無線をする場所は2階なので、ケーブルの設置・交換などが簡単にできるように、ウォーボックスを窓のすぐ横に設置しました。
ハシゴを使わなくても、窓から簡単に作業が簡単にできるようになっています。
実際の工事について
今回は、エアコンの移動と再設置があり、また設置場所も2Fなのでかなり危険な工事が伴います。
そこで、知り合いの電気工事屋さんに作業を依頼しました。約1日の工事になりました。
でも、計画通り、見た目にもスッキリと仕上がり、満足の出来る設備になりました。
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