ついに国内向けモデルが公表!されました!!
株式会社JVCケンウッドは2025年3月9日、福岡県で開催の「第22回 西日本ハムフェア」の同社ブースで、新製品の144/430MHz帯モービル機(日本国内向け仕様)「TM-D750シリーズ」(50Wタイプ:TM-D750S、20Wタイプ:TM-D750)のチラシを配布しました。
TM-D750に関する日本語の公式印刷物はこれが初めてです。
国内販売は、夏頃になりそうです!
TM-D750シリーズとは?

TM-D750シリーズ開発発表の経過
2024年8月 D-STAR/APRS/アナログFMに対応したモービル機の開発発表
JVCケンウッドは昨年8月、東京で開催された「ハムフェア2024」会場で144/430MHz帯のD-STAR/APRS/アナログFMに対応したモービル機(機種名非公表)の開発発表を行いました。

昨年8月「ハムフェア2024」会場で披露されたJVCケンウッドの144/430MHz帯モービル機(機種名非公表)のモックアップ
2025年2月米国で「TM-D750A」参考出品
2025年2月7~9日に米国フロリダ州で開催されたアマチュア無線イベントの会場で、このモービル機の米国仕様と考えられる144/220/430MHz帯のD-STAR/APRS/FMモービル機「TM-D750A」を参考出品されました。
登場時期が「Coming in Summer 2025!」と記された英語版のチラシを配布しました(2025年2月12日付けのHamlife記事参照)。
2025年3月9日「第22回 西日本ハムフェア」で日本語版チラシ配布
3月9日に福岡県京都郡苅田町で開催された「第22回 西日本ハムフェア」のJVCケンウッドブースで日本語版のチラシが配布されました。
同機種は50Wタイプの「TM-D750S」と、20Wタイプの「TM-D750」の2種類が用意されることが初めて明らかになりました。
配布チラシと記載されている内容は?
2025年3月9日、福岡県で開催中の「第22回 西日本ハムフェア」の同社ブースで、新製品の144/430MHz帯モービル機(日本国内向け仕様)「TM-D750シリーズ」(50Wタイプ:TM-D750S、20Wタイプ:TM-D750)のチラシを配布しています。
配布チラシの内容

「第22回 西日本ハムフェア」会場で配布されたTM-D750シリーズのチラシ
KENWOOD 参考情報
さらに進化したデュアルバンダー モービルコミュニケーションは新たな次元へ
144/430MHz デジタルデュアルバンダー
【TM-D750S】
最大出力50W 技術基準適合証明等取得予定機種[3アマ免許]
【TM-D750】
最大出力20W 技術基準適合証明等取得予定機種[4アマ免許]
定評あるAPRSとD-STARデジタル通信機能に加え、内蔵WLANが新たな運用スタイルを実現
パネル寸法:183.3×93×368mm (突起部含まず)
TM-D750Sの主な機能
★APRSプロトコル準拠
双方向でリアルタイムなデータ通信システムを、豊富な機能とカラフルな表示でフルにサポート。
★D-STAR機能がさらに進化
Bluetoothe、USB、さらにWLAN接続で、フレキシブルにD-STARネットワークヘアクセス。
★ダイレクトモード
WLANにより、D-STARネットワークへダイレクトにアクセス。
★リフレクターターミナルモード
USBまたはBluetooth経由でWindows PCまたはAndroidデバイスと接続し、D-STARリフレクターにアクセス(別途、ソフトウェア必要)。
★デジタルボイスも同時受信に対応
ダイレクトモードを運用しながらD-STARレピーターのワッチも可能。
★KISSモードTNC
APRS用の内蔵KISSモードTNCにより、スタンドアローンデジピーター機能を搭載。USBまたはBluetoothでPCに接続し、PCによるAPRSの運用も可能。
TM-D750Sのメリット
★大型セパレート式パネルによるすぐれた操作性。
★内蔵GPSユニットでスマートな運用が可能。
★高輝度、広視野角の3.45インチTFTカラー液晶を採用。
★パネルと本体のそれぞれにUSB Type-C端子およびmicroSDカードスロットを装備。
★充案のボイスガイダンス機能。4段階の速度可変にも対応。
★パネルにスピーカを内蔵。定評あるケンウッドサウンドを実現。
TM-D750シリーズの販売はいつから?
Hamlifeによると、このニュースについての詳細は次のとおりです。
「第22回 西日本ハムフェア」の同社ブースではTM-D750シリーズの実機は展示されていない。
配布されたチラシにメーカー希望小売価格や発売開始時期は記載されていないが、米国イベントで配布された英語版に「Coming in Summer 2025!」とあることから・・・・
5月中旬に米国で行われる世界最大のアマチュア無線イベント「Hamvention 2025」で実機の展示が行われ、
8月に東京で行われる「ハムフェア2025」の前後に発売を開始するスケジュールとも推測できる。
無線ショップの中には、TM-D750シリーズの “プレ予約”(予約順の保全手続き)を準備する動きもあり、発売に向けて順調に進行しているものと考えられる。
今後の動きに注目したい。
関連記事はコチラ▶<ついに国内向けモデルを公表!>JVCケンウッド、新製品の144/430MHz帯モービル機「TM-D750シリーズ」のチラシを “西日本ハムフェア” 会場で配布
無線ショップの中では、CQオームさんは既に販売のサイトができておりました。
ケンウッド
TM-D750S(50W) ケンウッド最新モービル機 ハムフェア2024で参考出品されていたモデルです。※海外で発表された情報と写真を掲載しております(TMD750S)【お知らせメールご登録下さい】
■お知らせメール お知らせメールにご登録しておくと、商品の入荷時や予約開始時にメールを届けてくれるそうです。
ユーザーの感想など
★FTM-510D ASP
うーん、正直、代わり映えしない。
受信音をデジタル処理するのは、今じゃ常識。ASPとかAESSとか、演出がお上手。
★TM-D750
画面はかっこいいけど、TM-D710Gと同じですよね。
1200MHz、V/UHFのオールモード機を希望します。FT-857はV/Uオールモードとしても重要だった。— 7N3RLX(よこはまRL12) (@7N3RLX) February 11, 2025
おお! KENWOOD 西ハムで発表したのね
>新製品の144/430MHz帯モービル機(日本国内向け仕様)「TM-D750シリーズ」(50Wタイプ:TM-D750S、20Wタイプ:TM-D750)KENWOOD 西ハムで発表したのね w😺— CQ X DE XJA177C (@tsdse2) March 9, 2025
地元、広島県福山市にはD-STARレピータがありませんから……(^_^;)
IC-705のように、ターミナルモードを無線LANでダイレクト運用できたらTM-D750購入したいです。
TH-D75はリフレクターターミナルモードだから、D-STARレピーターは利用できないということだったので、そこが一番気になります。— みったん。💙💛🌻 (@mitta_jp) March 9, 2025
遂にJA仕様のTM-D750シリーズがベールを脱いだ。当局は所有しているTH-D74とのリプレースを検討中。D-STAR機能はどうでもよいが、スタンドアローンデジピーター機能が興味深い。気になる価格は10万円越えか!?https://t.co/xlijnB2Uv7
— JA3TDW (@Ja3Tdw) March 9, 2025