アマチュア無線局JA3CGZ局のアンテナ設備の紹介をしたいと思います。
当局のアンテナ構成について
現在のアンテナ設備
開局のためにとりあえずの設備として、下記の3つのアンテナを設置しました。
HF帯(3.5MHz~50MHz)・・・・ほとんどのバンドでオンエアー出来る様に、このアンテナを選びました。
HF帯(7MHz専用)・・・・DX用と考えています。
VHF・UHF帯(144MHz・430MHz)・・・・Xシリーズの中で最も利得のあるモデルを選びました。
当局の設置条件
アンテナは無線局の命とも言うべき設備ですから、よく飛ぶアンテナを選びたいです。
給電点の地上高を少しでも高くしたいので、出来れば高いタワーの上に高利得のアンテナを設置したい所です。
しかし、物理的な制約・財政的な制約・そして年齢的な制約など様々な条件が有ると思います。
幸い我が家には、3階建ての重量鉄骨で、陸屋根というか屋上ベランダがありますので、2mのマストにアンテナを設置しても、給電店は地上高約11mの位置になります。
その条件の中で、上記の3つのアンテナをタワーもなく、設置することが出来ました。
同軸ケーブル引込みの工夫
建物が重量鉄骨なので簡単には壁に穴が開けられません。同軸ケーブルの引き込みには工夫が必要でした。
簡単に言えば、エアコンの穴を利用したのですが、防水などにも一工夫が必要でした。
どのように解決したのかを報告したいと思います。
参考記事➡難しい同軸ケーブル引込み工事に挑戦!~風雨に耐え増設簡単な方法を工夫!
3.5~50MHz用GP《CP-6S》
この1本で、3.5MHz帯~28MHz帯と50MHz帯がカバー出来ています。
参考記事➡CP-6S(HF帯GPアンテナ)で北米と7MHzCWで交信!
144・430・1200MHz帯GP《X-7000》
DIAMOND X-7000《144・430・1200MHzGPアンテナ》2mの単管マストに取付ました。給電部は、地上高約11mにあります。
参考記事➡X7000は良く飛ぶ!VHF・UHF用アンテナを設置した!
7MHz用ダブルバズーカアンテナ
★7MHz ダブルバズーカ《全長約20m SSB200w》逆Vで使用
指向性は北米または、ヨーロッパ方向向けに設置しています。
CP-80L(伸縮アルミポール CometAntena)+4m単管マスト《10mHight》
参考記事➡欧州と交信できた!~「よく飛ぶ」と定評のダブルバズーカの実力は!
ロングワイヤーアンテナでHF多バンド運用を!
HFで多バンド運用するためにロングワイヤーアンテナの設置を計画中です。
現在、HF帯は3.5、7,14,21,28MHz帯のカバーが出来ていますが、1.9MHz帯、10MHz帯など未対応のバンドがあります。
非常通信の周波数も対応できていません。
そこで、未対応のバンドで運用するため、多バンド対応アンテナ➡ロングワイヤーアンテナの設置を考えています。
しかし、「ロングワイヤーアンテナは飛びが悪いとのウワサも」聞きますので、ロングワイヤーは「よく飛ぶアンテナ」に工夫できるか?も研究しながら計画を練ることになりました。
まとめ:アンテナ設備
現在は、3系統のアンテナです。3.5MHz~1200MHzはほとんどのバンドがカバー出来ています。
HFローバンドがカバー出来ていませんので、いずれは考えたいと思っています。
また、DX用には、14MHzのVタイプや、144MHzの指向性を持ったアンテナもあれば良いと思っていますが、今のところ運用可能な時間があまりないので、そのうちに考えたいと思います。