CQ ham radio 2026年1月号が本日12月18日(木)に届きました。 いつものように年間予約購入のおかげで、一足早く手元に届くこの瞬間は、何度経験してもワクワクするものです。
今月号のページをめくると、私の目はある特集に釘付けになりました。
第2特集「2026年は球で遊んでみませんか ~真空管に親しむハムライフ」です。
1960年に入門した私にとって、真空管はまさに青春そのもの。 何も見ずに回路図が書けるほど熱中したあの頃の記憶が、誌面を通じて鮮やかに蘇ってきました。 今月号は、そんな個人的な回想とともに、2026年の最新トレンドも詰め込まれた非常に濃い一冊となっています。
- 「2026年のアマチュア無線界 イベント&スケジュール」
- 「コンディションを制して、交信を楽しむ 2026年のHF帯電波伝搬」
- 「新連載 3Dプリンターで拓く新しいハムライフ」
- 「ソロセーラー JR3JJE 堀江 謙一さん 新春インタビュー」
さらに今月は、新しい1年の相棒となる別冊付録「ハム手帳 2026」がついて、価格は1,100円(税込)。
本ブログも今回から装いを新たに、私自身の想いを交えながらCQ誌の魅力をお伝えしていきたいと思います。
それでは、1960年の記憶と2026年の未来が交差する誌面を、早速開いていきましょう。
皆さんの思い出の『球』は何ですか?ぜひコメントで教えてください。
1960年の記憶が蘇る:真空管に親しむハムライフ

大切に保管している真空管の数々。GT管、ST管など、当時の主役たちが揃っています。

重厚なシルエットが美しい、大型の電力増幅用真空管”807″
今月号の第2特集「真空管に親しむハムライフ(114P)」を目にした瞬間、私の心は一瞬で1960年の入門当時に引き戻されました。

50MHz送信機回路図1963年 byJA3CGZ 資料庫から見つかった、当時夢中で書き溜めた回路図の断片。今でもペンを持てば、自然と手が動きます。
当時は真空管が主役の時代。何も見ずに電源回路からファイナルまで回路図が書けるほど熱中したものです。写真の真空管たちは、今も大切に保管している私の宝物。誌面で紹介されている「真空管活用術(142P)」を読みながら、あの暖かいフィラメントの灯火を思い出し、懐かしさで胸がいっぱいになりました。

今月号の目次より。この見出しが私の心を掴みました。
1960年に入門した当時の話は、こちらの記事でも触れています。

2026年の展望:誌上で楽しむ電波伝搬とイベント
もちろん、最新の情報も見逃せません。巻頭特集の「2026年のHF帯電波伝搬(48P)」や「イベント&スケジュール(58P)」は、これからの1年を占う重要ガイドです。

今年のコンディションはどうなるか?興味津々の巻頭特集です。
最近は毎日アクティブに運用するのは難しくなりましたが、この伝搬予測を見ながら「今頃、あのバンドが世界と繋がっているな」と想像を巡らせるのも一興です。1月号恒例の付録「ハム手帳2026(126P)」を手に、無理のない範囲で今年の計画を立ててみようと思います。

毎年恒例のハム手帳。今年の運用計画を書き込むのが楽しみです。

2026年HamNoteBookの目次
進化する楽しみ:3Dプリンターと新時代の自作
新連載の「3Dプリンターで拓く新しいハムライフ(134P)」には時代の進化を驚かされました。また、堀江謙一さんの新春インタビュー(39P)など、新しい年の始まりにふさわしい豪華な内容となっています。

新連載に注目!アナログからデジタルへ、自作の形も進化しています。
私たちの世代の自作といえばアルミ板の穴開けでしたが、今はデジタルの力で形を作る時代。技術は進化しても、「自分で作る」というワクワク感は、1960年代も2026年も変わらないハムの醍醐味ですね。
結びに
2026年も、このCQ誌という良き相棒と共に、自分らしいペースでアマチュア無線を楽しんでいきたいと思います。本年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。
他にもたくさん

真空管とともに保管されている、ARC研究所のクリスタル(水晶振動子)などの貴重なパーツ


