初心者必見！アマチュア無線4級のおすすめ無線機10選【2025年最新版】

「ついにアマチュア無線4級の免許を取得したぞ！」そんな喜びに満ち溢れているあなた、本当におめでとうございます！しかし、その一方で「最初の無線機って、一体どれを選べばいいんだろう…？」と、新たな悩みに直面していませんか？アマチュア無線機には、持ち運びに便利なハンディ機から、車載用のモービル機、自宅でじっくり楽しむ固定機まで、様々な種類があります。

この記事では、そんな4級アマチュア無線初心者のあなたのために、2025年の最新情報に基づき、おすすめの無線機を10機種厳選してご紹介します。無線機の選び方のポイントや、4級免許でできることも合わせて徹底解説。この記事を最後まで読めば、あなたのハムライフを最高の形でスタートさせる、運命の1台がきっと見つかるはずです！

そもそもアマチュア無線4級免許で何ができるの？

まずは、取得したばかりの4級免許で、一体どんなアマチュア無線の楽しみ方ができるのかを見ていきましょう。実は、入門資格とはいえ、4級免許でできることの範囲は驚くほど広いのです。

手軽に始められるVHF/UHFでの交信

4級免許で運用できる周波数のうち、最もポピュラーなのが144MHz帯（VHF）と430MHz帯（UHF）です。これらの周波数帯は、主に近距離での音声通信（FMモード）に使われ、ハンディ機やモービル機で手軽に楽しむことができます。

自宅の近くにいるローカル局とのおしゃべりや、仲間とのツーリングでの連絡、さらには登山の際の安全確保や、災害時の非常通信手段としても、このVHF/UHF帯の通信は非常に役立ちます。私（ja3cgz）も、最初はハンディ機片手に近所の山に登り、「CQ（不特定の相手を呼び出す符号）」を出した時のドキドキ感を今でも覚えています。

ちょっと本格的？HF帯での国内・海外交信（DX通信）

4級免許では、21MHz帯や28MHz帯といったHF（短波）帯の一部も運用することが許されています。HF帯の電波は、電離層の反射を利用して、日本全国はもちろん、時には地球の裏側まで届くこともあります。これが、アマチュア無線の醍醐味である「DX通信（遠距離通信）」です。

4級免許では出力が10W以下に制限されますが、電波のコンディションが良ければ、驚くほど遠くの局と交信できる可能性があります。音声（SSBモード）だけでなく、モールス信号（CW）に挑戦してみるのも良いでしょう。HF帯の世界は、あなたのコミュニケーションの舞台を、一気に世界へと広げてくれます。

後悔しない！4級アマチュア無線機の選び方【3つのポイント】

ここからは、あなたの最初の1台選びで後悔しないための、重要な3つのポイントを解説します。自分のやりたいことや予算と照らし合わせながら、じっくり考えてみましょう。

ポイント1：運用スタイルで選ぶ（ハンディ・モービル・固定）

無線機は、大きく分けて3つのタイプがあります。あなたがどんな場所で、どのように無線を楽しみたいかによって、選ぶべきタイプは変わってきます。

ハンディ機は、小型で持ち運びやすく、登山やキャンプ、イベント会場など、外出先での運用に最適です。価格も手頃なものが多く、まさに「最初の一台」にぴったりと言えるでしょう。モービル機は、主に車に搭載して使用するタイプです。ハンディ機よりも高出力（4級では20Wまで）で、安定した通信が可能です。別売りの安定化電源を用意すれば、自宅での運用もできます。固定機は、自宅に据え置いて、じっくりと腰を据えて運用するための本格的な無線機です。HF帯でのDX通信に本格的に挑戦したいなら、このタイプが必須となります。多機能で高性能な分、価格も高価になります。

ポイント2：やりたい通信で選ぶ（FM・SSB・デジタル）

電波に音声を乗せる方法（電波型式）にも種類があり、それぞれに特徴があります。

FMは、音質がクリアで、VHF/UHF帯での近距離通信の主流です。操作も簡単で、初心者でもすぐに楽しめます。SSBは、帯域が狭く、少ないパワーでも遠くまで届きやすいのが特徴です。HF帯でのDX通信には必須のモードです。デジタル（C4FM/D-STAR）は、音声がデジタルデータに変換されるため、ノイズが少なく非常にクリアなのが特徴です。インターネット網を経由して、世界中の局と安定して交信できる仕組みもあります。

ポイント3：予算と将来性で選ぶ

無線機の価格は、数万円の入門機から100万円を超える高級機まで様々です。最初は手頃なハンディ機から始めて、興味が深まってきたら高性能な固定機へステップアップする、というのも賢い選択です。

また、国内の主要メーカーであるICOM（アイコム）、YAESU（八重洲無線）、ALINCO（アルインコ）は、それぞれに特色のある製品を多数ラインナップしています。デザインの好みや、特定の機能（D-STARならICOM、C4FMならYAESUなど）で選ぶのも良いでしょう。信頼できるメーカーの製品であれば、アフターサービスも安心です。

詳細はコチラへ: アマチュア無線機のおすすめ人気ランキング【2025年12月】 | マイベスト

【ハンディ機編】4級アマチュア無線 おすすめ5選

まずは、手軽にアマチュア無線の世界に飛び込みたいあなたへ。持ち運びやすく、すぐに使えるおすすめのハンディ機を5機種、厳選してご紹介します。

機種名	メーカー	特徴	こんな人におすすめ！
FT-65	YAESU	圧倒的なコストパフォーマンス。シンプル操作で初心者でも安心。	とにかく安く始めたい！難しい機能は不要。
FT-70D	YAESU	C4FMデジタル対応。アナログ・デジタル両方楽しめる。	デジタル通信にも興味がある。コスパも重視したい。
ID-52	ICOM	D-STAR対応の最高峰。カラー液晶で見やすく、機能も満載。	最新・最高の機能を使いたい。D-STARに挑戦したい。
DJ-G7	ALINCO	1200MHz帯も送受信可能。他にはないトリプルバンダー。	人とは違う無線機が欲しい。マニアックな周波数も聞きたい。
VX-6	YAESU	JIS7等級の防水性能。アウトドアでのハードな使用にも耐える。	登山や釣りなど、アウトドアでガンガン使いたい。

【モービル・固定機編】4級アマチュア無線 おすすめ5選

次に、自宅や車で、より本格的な運用を楽しみたいあなたへ。4級免許で扱える20W以下のモービル機と、HF帯に挑戦できる固定機のおすすめを5機種ご紹介します。

機種名	タイプ	メーカー	特徴	こんな人におすすめ！
DR-735D	モービル	ALINCO	2波同時受信可能。シンプル操作で扱いやすい20W機。	車載用で、シンプルかつ必要十分な機能が欲しい。
FTM-300DS	モービル	YAESU	C4FM対応。カラー液晶で見やすく、多機能な20W機。	車でもデジタル通信を楽しみたい。操作性も重視。
IC-2730	モービル	ICOM	Bluetooth対応（オプション）。2波同時受信の定番モデル。	安定した性能と信頼性を求める。ワイヤレス運用したい。
IC-7300M	固定	ICOM	HF帯のベストセラー機。直感的な操作でDXデビューに最適。	本格的にHF帯でのDX通信を始めたい。
FT-991AM	固定	YAESU	HFからUHFまで、これ1台でOK。オールラウンドプレイヤー。	いずれは上の級を目指したい。1台で全てをこなしたい。

詳細はコチラへ: 【2025年最新】無線機のプロ沖縄電子が選ぶ！コスパ最強のおすすめトランシーバー・無線機～通信距離別～

詳細はコチラへ: ヨドバシ.com – アマチュア無線機 ランキング

まとめ：あなたにぴったりの1台を見つけて、アマチュア無線を楽しもう！

ここまで、4級アマチュア無線のおすすめ無線機と、後悔しないための選び方について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか？

ハンディ機で気軽に始めるもよし、最初から固定機でDX通信の世界に飛び込むもよし。アマチュア無線の楽しみ方は、まさに十人十色です。この記事で紹介した内容を参考に、あなたの運用スタイルや予算に合った、最高のパートナーを見つけてください。

無線機選びは、あなたのハムライフの方向性を決める、重要で、そして何より楽しい第一歩です。さあ、あなたにぴったりの1台を手に入れて、素晴らしいアマチュア無線の世界を存分に楽しみましょう！いつか空の上で、あなたとお会いできる日を楽しみにしています。73！（さようなら）