【2026年移動運用アンテナ決定版】軽量・高利得でサイクル25を制する!おすすめ3選

こんにちは、JA3CGZ 加藤凌です。移動運用の楽しさは、何と言っても「アンテナ」で決まると言っても過言ではありません。特にサイクル25のピークを迎えている今、効率の良いアンテナを使えば、QRP(小電力)でも驚くほど世界と繋がることができますよ。
今回は、移動運用の「飛び」を左右するアンテナ選びに焦点を当て、設置の容易さと性能のバランスを徹底解説します。初心者の方も、ベテランの方も、ぜひ参考にしてくださいね。
本連載では、以下の記事で移動運用のノウハウを詳しく解説しています。他の記事もぜひご覧ください。
- [総合ガイド] GW移動運用パーフェクトガイド2026
- [機材編] 軽量・高利得!移動運用アンテナ決定版2026(本記事)
- [電源編] IC-705を1日使い倒す!電源対策と便利グッズ
- [場所選び編] GWでも困らない!運用地探しのコツと穴場の見つけ方
- [実践・マナー編] J-クラスタとFT8で楽しむ!移動運用の流儀
移動アンテナ選びの「3つの基準」

移動運用で使うアンテナを選ぶ際、私がいつも重視しているのは「設営の速さ」「運搬の軽さ」、そして「実戦的な利得」の3つです。どれか一つでも欠けると、移動運用が億劫になってしまいますからね。
まず「設営の速さ」ですが、限られた時間の中で運用を楽しむためには、サッと組み立ててすぐに電波を出せる機動力が不可欠です。次に「運搬の軽さ」は、山岳移動や徒歩での移動において、体力を温存するために非常に重要です。
そして最後に「実戦的な利得」です。いくら軽くて設営が早くても、電波が飛ばなければ意味がありません。サイクル25の恩恵を最大限に活かせる、効率の良いアンテナを選ぶことが成功の鍵ですよ。
加藤凌が推奨する移動用アンテナ3選

① ダブルバズーカアンテナ
私が長年愛用し、最も信頼を置いているのが「ダブルバズーカアンテナ」です。同軸ケーブルを使って自作できるこのアンテナは、広帯域でSWRが下がりにくく、何よりノイズに強くて静音性に優れているのが特徴です。
市販のダイポールアンテナと比べても、受信時のノイズフロアが一段低く感じられます。自作派の方には特におすすめで、自分で作ったアンテナで遠くの局と交信できた時の喜びは格別ですよ。材料費も安く抑えられるので、ぜひ挑戦してみてくださいね。
② ロングワイヤー + ATU
どんな環境でも柔軟に対応できる万能選手が「ロングワイヤー + ATU(オートアンテナチューナー)」の組み合わせです。適当な長さの電線を木に引っ掛けるだけで、ATUが瞬時にマッチングを取ってくれます。
特にIC-705のようなコンパクトなトランシーバーと、AH-705などの専用ATUの組み合わせは相性抜群です。設営スペースが限られている場所や、複数のバンドを素早く切り替えて運用したい場合に、これほど頼りになるシステムはありません。
③ マルチバンド・ロッドアンテナ
公園や河川敷など、アンテナを広げるスペースが限られている場所で大活躍するのが「マルチバンド・ロッドアンテナ」です。三脚に立ててロッドを伸ばすだけで、あっという間に運用準備が完了します。
最近のモデルはコイルの切り替えで複数のバンドに対応できるものが多く、非常に便利です。ワイヤーアンテナに比べると利得は少し落ちますが、その圧倒的な機動力は、ちょっとした空き時間での運用に最適ですね。
飛びを最大化する「設置のコツ」

どんなに優れたアンテナでも、設置方法を間違えると本来の性能を発揮できません。飛びを最大化するための最大のコツは、「地上高の確保」と「周囲の障害物への配慮」です。
アンテナはできるだけ高く上げるのが基本です。グラスファイバー製のポールなどを活用して、給電点を少しでも高く持ち上げましょう。また、建物や大きな木、金属製のフェンスなどからはできるだけ離して設置することで、電波の吸収や反射を防ぐことができます。
ちょっとした工夫で飛びは劇的に変わります。現場の状況に合わせて、最適な設置場所を探るのも移動運用の醍醐味の一つですよ。
まとめ:自分のスタイルに合ったアンテナで
いかがでしたか?今回は、移動運用におすすめのアンテナ3選と、設置のコツについて解説しました。アンテナ選びに正解はありません。ご自身の運用スタイルや、よく行く運用地の環境に合わせて選ぶのが一番です。
サイクル25のピークという最高のコンディションの中、お気に入りのアンテナを持って、ぜひGWの空を駆け抜けてくださいね。次回は、IC-705を1日使い倒すための「電源対策」について詳しくお話しします。お楽しみに!73!





