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IC-PW2 HF/50MHzオールバンド 1kWリニアアンプ(ICOM) 徹底解析!

HF/50MHz帯1kWリニアアンプ「IC-PW2」は、2023年12月から予約受付が開始!最短で2023年12月末から出荷予定とされています。

メーカー希望小売価格(税込)は767,800円(698,000円+消費税)、月産台数が限られているため納品までに数か月以上かかる場合もあるそうです。

IC-PW2は、HF/50MHz帯のリニアアンプで、AC200V系供給時は、1kWのフルパワー・フルデューティでの運用を実現2台のリグを接続詞、1台の送信中にもう1台て゜同時受信が出来る SO2Rにも対応。他にも優れた特徴がたくさんあり、世界中のハムから注目されています。

今回は、この「IC-PW2」を徹底的に解析したいと思います。

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IC-PW2 HF/50MHzオールバンド 1kWリニアアンプ(ICOM) 徹底解析!

「IC-PW2」の概要

 アイコムのIC-PW2は、すでに生産を完了した「IC-PW1」の後継にされるHF/50MHz帯リニアアンプです。

65V系のLDMOSトランジスタ(MRFX1K80HR5)を1個使用し、AC200V供給系時はHF/50MHz帯を1kWのフルパワー、フルデューティーで起動直後から運用可能です。

2台のリグを接続し、1台が送信してももう1台で同時受信ができる、コンテスト等のSO2R(Single Operator Two Radios)運用に対応します。

さらにIC-7610との接続時は、アマチュア無線用リニアアンプとしては初の「DPD」(デジタルプリディストーション)で、よりクリーン送信な波を実現できるというものです。

「IC-PW2」のフロントパネル

IC-PW2 HF/50MHzオールバンド 1kWリニアアンプ(ICOM) 徹底解析!

 

 

「IC-PW2」のコントローラー

IC-PW2 HF/50MHzオールバンド 1kWリニアアンプ(ICOM) 徹底解析!

フロントパネルのコントローラー(W166×H89mm)は4.3インチのカラー液晶ディスプレイ(タッチ操作に対応)を採用し、本体からの着脱も容易な設計で長さ3mのリモートケーブルが付属しています。

「IC-PW2」のプロモーションビデオ

アイコム社から、特徴をまとめたプロモーションビデオが出ていました。(約9分40秒)

【ハムフェア2023】<動画リポート第5弾>価格決定!アイコムの1kWリニアアンプ「IC-PW2」

hamlife.jpさんのチャンネルの「ハムフェア2023」の速報動画で、「IC-PW2」をご紹介されています。(約2分)

 

 

 

「IC-PW2」の概要(詳細)

【特徴】

■1kWのフルパワー・フルデューティでの運用を実現。

従来機IC-PW1では8個の素子(MRF150 MP)を使用していましたが、IC-PW2では、新たに65V系LDMOSトランジスタMRFX1K80HR5を1個搭載しました。シンプルな構成となり、安定性が大幅に向上。
さらに、高効率電源ユニットを採用することで、HF/50MHzオールバンドで、1kWのフルパワー&フルデューティ運用を余裕で実現しています。また、起動直後からフルパワーでの運用可能です。
IC-PW2 HF/50MHzオールバンド 1kWリニアアンプ(ICOM) 徹底解析!
LDMOSトランジスタ<MRFX1K80HR5>

■1台のIC-PW2でSO2R(シングルオペレーター2無線)に対応。

2台のうち1台が送信中でも、もう1台で同時に受信ができるため、従来のリニアアンプではできなかった、SO2R運用※をIC-PW2なら1台で対応することができます。

※SO2R運用(シングルオペレーター、ツーラジオ)運用とは、1名のオペレーターで同時に異なる2波の運用を行う技術のこと。コンテストのスコアアップなどのために用いられる。
※BPF及びエキサイターの性能/仕様、アンテナの設置条件等により、十分な性能を発揮できない場合があります。その場合は、2組のBPFを使用するなどの対応をお願いします。

IC-PW2 HF/50MHzオールバンド 1kWリニアアンプ(ICOM) 徹底解析!
※BPF及びエキサイターの性能/仕様、アンテナの設置条件等により、十分な性能を発揮できない場合があります。その場合は、2組のBPFを使用するなどの対応をお願いします。

■DPD技術の採用により、優れた相互変調歪特性、クリーンな送信波を実現※1。

IC-PW2では、アマチュア無線用リニアアンプとしては世界初※2となるDPD(デジタルプリディストーション)をIC-7610における信号処理との組み合わせ実現により。これはリニアアンプが持つ非線形歪みに対し、エキサイターとなるIC-7610からの出力信号に、先行逆特性の歪みを考慮すること、リニアアンプで発生歪みを補正する技術です。 下記の通り、前モデルのIC-PW1と明らかな差があることがございます。

※1 IC-7610における信号処理との組み合わせによる※2 主要アマチュア無線機器メーカーとして

IC-PW2 HF/50MHzオールバンド 1kWリニアアンプ(ICOM) 徹底解析!

IC-PW2 HF/50MHzオールバンド 1kWリニアアンプ(ICOM) 徹底解析!

 

■2×6アンテナのアンテナセレクターを装備。

6つのアンテナ出力端子と2台のトランシーバーからのRF信号入力端子を備えています。
オートマティックアンテナセレクターにより、2台のトランシーバーから、自由に各アンテナを選択することができるため、リニアアンプが2台異なるバンドのデュアルワッチ®に対応したIC-7610やIC-7851等では、異なるアンテナを使用することで、異なるバンドのデュアルワッチ®が可能です。
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■1つのマルチバンドBPFでSO2Rを実現。

従来のリニアアンプの場合、SO2R運用を行う際、自局の送信波による受信感度の抑圧を防ぐため、2つのマルチバンドBPFが必要でした。

選択すると、自動的に受信側トランシーバーにマルチバンドBPFを接続するため、1つのマルチバンドBPFでSO2R運用が可能です。

※BPF及びエキサイターの性能/仕様、アンテナの設置条件等により、十分な性能をその場合は、2組のBPFを使用するなどの対応をお願いします。

IC-PW2 HF/50MHzオールバンド 1kWリニアアンプ(ICOM) 徹底解析!

■受信BPF等の接続が可能なRX-ANTコネクターを装備。


バンドパスフィルターやプリアンプ、アッテネーターを接続できるRX-ANTコネクターを装備しています。
SO2R運用時には、ここにマルチバンドBPFを接続することができます。
また、マルチバンドBPFのバンド切り替えは、バンド信号出力端子からの制御が可能です。
バンド信号出力端子は2系統装備しており、それぞれINPUT1、INPUT2、送信側、受信側のいずれかに設定が可能です。
マルチBPFだけでなく様々な外部機器のバンド切り替え等に連動させることができます。

■トランシーバーの操作とIC-PW2の各種設定が完全​​に連動

アイコム製トランシーバー(対応機種)の操作とIC-PW2の各種設定が完全​​に連動します。
トランシーバーで、周波数チューニングやバンドチェンジを行うと、それにIC-PW2が連動します。
即応性が求められるコンテストやマルチバンド運用で絶大な威力を発揮します。

■オートマティックアンテナを搭載。

従来機ではバリコン式を採用していましたが、IC-PW2では、メカニカルリレー方式を採用。
これにより、再チューニング時は約2~3秒というハイスピードでのマッチングを実現しています。
また、チューニング時の不要電波の発射も大幅に抑制することにも成功しています。なお、アンテナチューナーはアンプ動作オフでも動作します。
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チューナーユニット

■タッチ操作対応のカラー液晶ディスプレイを搭載したセパレート対応のコントローラーを採用。

コントローラーはセパレートにも対応しており、本体から最大3m(付属ケーブル使用)離して設置することができます。

また、4.3インチの大型カラー液晶はタッチ操作に対応。グラフィカルな表示と相まって、アンテナの選択、各種設定を直感的に行えます。

IC-PW2 HF/50MHzオールバンド 1kWリニアアンプ(ICOM) 徹底解析!

 

 

「IC-PW2」の特徴(その他)

■その他の特長

高効率&静音設計のクーリングシステムを採用。
・各部の破損や故障を未然に防止する多方面同時監視式の保護回路。
・SDカードスロットを装備。ファームアップや設定の保存に対応。
・エレメント伸縮型アンテナの制御等に使用可能なリモートAUXジャック端子を装備。
・ワンアクションで優先して接続するアンテナを設定できる、アンテナクイックセレクト機能など。

「IC-PW2」の仕様

■リアパネル

IC-PW2 HF/50MHzオールバンド 1kWリニアアンプ(ICOM) 徹底解析!

 

【仕様】

周波数範囲1.9、3.5、3.8、7、10、14、18、21、24、28、50MHz、4630kHz
出力電力1kW(AC200V系使用時)、500W(AC100V系使用時)
励振電力100W(最大)
電源電圧AC90~132V(単相50/60Hz) AC180~264V(単相50/60Hz)
接地方式マイナス接地
不要輻射強度HF帯:-60dB以下 50MHz帯:-70dB以下
入力インピーダンス50Ω
出力整合インピーダンス16.7~150Ω(HF~50MHz帯、4630kHz)
アンテナチューナーの整合精度VSWR1:1.5以下
使用温度範囲-10℃~+40℃
外形寸法425(W)×149(H)×445(D)mm(突起物を含まず)
重量約22kg

【付属品】

・コントロールケーブル(約3m)
・同軸ケーブル(約3m)
・ACCケーブル(約3m)
・ミニプラグケーブル(約3m)
・コントローラー用ブラケット ほか

【製品寸法図】

IC-PW2 HF/50MHzオールバンド 1kWリニアアンプ(ICOM) 徹底解析!
引用:hamlife.jp

 

 

IC-PW2開発の秘話

IC-PW2の価格

ハムフェアーに合わせてか?これまで話題の上がっていたICOM社LinearAmp IC-PW2の価格発表がありました。

何と!税込み767,800円という高価格である。

現状価格がいくらかわからないが、当局がSPE社の1.3K‐FA購入時の価格が498,000円(税送料込み)、他に1.5K-FAが600,000円、2K-FAが720,000円という価格だった。

それから比べると時代は変わってデバイスも高額になったこともあるだろうが、やや高額な気がする。

気になる使用しているLDMOSだが1.5K‐FAと同じ1K80を使用している模様・・・ただドレインにかける使用電圧が65Vと高くなっていることで、より余裕のある高出力を得られる仕様なのかもしれない。

また重量が22KgというのがSPEのAMPに比べて(1.3K‐FAで10Kg)やや重い。

これはカタログに記載されている新たなDPDというSystemなのか?

はたまた65V電源のための重量増なのか不明であるが、基本的性能はSPE社のそれとそう変わらない気がする。

LDMOSがよく壊れるという課題は解決したか?

SPE社のAMPを使用の方は結構多いと思われるが、LDMOSがよく壊れる。

この素子は交換が複雑なのか?修理代金がかなり高い。日本国内での修理とは言え100K円近くかかってしまう。真空管AMPの場合これほど壊れることはなかったが、LDMOSになってからというものかなり壊れやすい気がする。

デバイスの性能を発揮するには放熱効率を良くするため取付構造的なものなど難しい点はあると思うのだが、すぐにサクッと交換できるような(ユニット抜き差し的感覚で)保守性の向上も考慮願いたい・・・

そこで日本のICOM社の新しいPW2はどんな風に仕上げているのか?

LDMOS FETは、使い方が難しいようです。

LDMOS FETは、これまでのMOSパワーFETの次の世代のハイパワーデバイスとして注目されていましたが、使い方が難しいのです。

これまでのデバイスでは、一定のドレイン電圧で、ドライブ電圧を上下すれば、ある程度一定のドレイン効率で出力を自由に変化できましたが、LDMOS FETでは、常にフルスイングでドライブすることが必要なので、低電力で使う場合はドレイン電圧を下げ、高電力で使う時にはドレイン電圧を上げて使うことが必要です。

この理由は、ドレイン電圧一定で、ドライブを増減する方法ではLDMOSデバイスのドレイン損失が無駄に増加し、デバイス温度の上昇によって破壊しやすくなるためです。いわば、これまでの「大は小を兼ねる」という発想では使いにくいのです。

ICOMさんのPW2では、デジタル技術でアンプの非直線性と逆特性のドライブを行い、アンプでの歪の発生をあらかじめ補正するDPD(デジタル・プリディストーション)機能を内蔵し、これの補正に絡めて、直線性を保ちながらLDMOS FETのドレイン効率を向上する手法を採用しているという話ですが、量産のハイパワー製品での信頼性向上には苦戦していたものと考えています。

海外のLDMOS搭載製品も、堅牢性、耐久性といった意味では未熟であり、残念ながら国内の輸入代理店では実質的には修理できず、高い運賃を払って本国まで送って修理を受けているのが現状と言う話なので、現状では手を出さないほうが無難と考えます。

X(旧Twiter)の反応は

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■IC-PW2 予約開始!  IC-PW2予約開始しました! 12月末から順次入荷予定! IC-PW2  cqcqde.com/fs/cqohm/icpw2 ■DR-DPM62W 予約/販売開始! 大人気です! DR-DPM62W  cqcqde.com/fs/cqohm/drdpm… ■TH-D75、予約受付中! 発売は2024年1月末予定。販売価格は店頭で! cqcqde.com/fs/cqohm/thd75

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返信先:@JP1BVR なんか「IC-PW2」が出たそうだね? ちょっと実機を見せてくれないかね? ・・・って、ショールームのお姉さん(いるのか?)に 言ってみたかったのに〜💦

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■IC-PW2、本日予約開始! IC-PW2 HF/50MHzオールバンド 1kWリニアアンプ予約開始となります! 大変お待たせしました! IC-PW2 cqcqde.com/fs/cqohm/icpw2

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@JJ1BBY

IC-PW2 50W入れたらどれだけ出るの?

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IC-PW2 HF/50MHzオールバンド 1kWリニアアンプ(ICOM) 徹底解析! Ken
@jn7fah

ICOMさん3Y0KにIC-PW2貸し出せばぁ・・・ あっ! RF-Kitに先越されたかぁ ザーンネン

(出典 @jn7fah)

IC-PW2 HF/50MHzオールバンド 1kWリニアアンプ(ICOM) 徹底解析! 7K1BIB, AC1AM 山内貴博(JARL参与・社員2期目)
@7K1BIB

まもなく予約開始だそうです。 IC-PW2 待望! IC-PW1の後継機種IC-PW2がついに動き出しました!満足の高性能です! (ICPW2) 【興味のある方はお知らせメール登録をどうぞ。詳細決定次第、ご案内いたします。】発売前 アイコムオプション CQオーム cqcqde.com/fs/cqohm/icpw2

(出典 @7K1BIB)

IC-PW2 HF/50MHzオールバンド 1kWリニアアンプ(ICOM) 徹底解析! すんは
@ja633976

CQ誌の2024年1月号にIC-PW2の広告が載っている!ついに発売されるのですね。#ICPW2 #アイコムのリニア

(出典 @ja633976)

 

まとめ:IC-PW2 HF/50MHzオールバンド 1kWリニアアンプ(ICOM) 徹底解析!

IC-PW2の特徴はつぎの通りです。

  1. IC-PW2は、長時間の連続使用でも1kWの出力をフルデューティサイクルで提供できることで知られており、信頼性と持続性が求められるユーザーにとって頼りになる選択肢です。
  2. 6つのアンテナコネクタを備えており、複数のバンドにわたって様々なアンテナを使用することが可能です。
  3. Icomラジオとの互換性により、接続時にはすべての設定が自動的に完了し、使い勝手と効率性を提供します。
  4. さらに、IC-PW2にはPCからの遠隔操作用のLANポートが含まれており、1つのアンプでSO2R(シングルオペレーター・ツーラジオス)操作を可能にする2×6アンテナセレクタも備えています。
  5. この機能は、同時に複数のラジオを操作するユーザーにとって特に便利です。
  6. アンプはまた、優れたIMD(相互変調歪み)を持つ超低歪出力を誇り、タッチスクリーンカラーTFT LCDは設定変更を直感的に行うことを可能にします​​​​​​​​​​​​。

 

このように優れた特徴を備え持つIC-PW2ですし、ICOM社の技術力で作り上げられる製品です。いろいろ課題がありそうですが、きっと素晴らしいリニアアンプに仕上がっていることだろうとの期待は大きいです。

IC-PW2は、予約受付開始! HF/50MHzオールバンド 1kWリニアアンプ 予約順に出荷。となっているので、もうじきお手元に届き、使用されるOMさんもおられるでしょう。早く感想などお聞きしたいものですね。