大阪関西万博 記念局”JA3XPO・8K3EXPO”が開設!~アマチュア無線の魅力を体験しよう~

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大阪万博

大阪関西万博が2025年に大阪市で開催されるにあたり、一般社団法人日本アマチュア無線連盟JARLは、万博のPR活動、アマチュア無線の広報、国際親善、そして科学技術への興味喚起を目的とした特別記念局~JA3XPO・8K3EXPO~を開設します。

この日本国際博覧会は、イベントの開幕前から世界各国へ最新技術や未来社会を実現するためのデザインが発信され、各パビリオンの設置や建設事業が着々と進められています。

今回のプロジェクトは、歴史ある無線文化と最先端技術、さらに国際交流・地域間の協力が融合する画期的な取り組みです。

大阪府内外からの参加者は、4月13日からの開催期間中(万博会場内や夢洲エリアを含む)に、来場者向けの体験プログラムや各種チケット予約をWeb上で登録できるなど、必要な情報が公式サイトにて随時発表されます。

また、2024年度から経済産業省や公益社団法人などとの連携を推進し、委員会・プロデューサーの指導のもと、未来社会の実現に向けた取り組みも決定済みです。

EXPO 2025 大阪関西万博公式Webサイト

✨記事のポイント
  1. 2025年大阪関西万博開催に合わせ、2024年から準備が始まっているJARLが特別記念局を開設
  2. 記念局は、万博会場内パビリオンで運用される局と、関西各都市を巡回する移動局の2局制を予定
  3. 歴史あるコールサイン「JA3XPO」(EXPO’70由来)と新たに設定される「8K3EXPO」を採用
  4. 記念アワードの発行も決定し、万博PRを通じたアマチュア無線の普及と国際交流を推進
  5. ボランティア運用スタッフ一般募集:応募資格、シフト、業務内容など概要を詳細に説明
  6. 体験運用を重視し、来場者が直接無線操作や最新機器の体験を通して、技術の魅力を実感
  7. 交通費自己負担ながら、入場パス交付で会場内各エリアでの活動をサポート
  8. 国際親善と科学技術への関心を発信、万博の誘致事業として社会貢献を実施
  9. 過去のEXPOや島伊三治氏(JA3AA)の体験談も紹介し、歴史と現代の架け橋としての役割を強調
  10. 「いのち輝く未来社会のデザイン」というテーマに共鳴する参加者への強力な呼びかけ
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目次

大阪関西万博特別記念局の開設について

©Expo 2025

一般社団法人日本アマチュア無線連盟(JARL)は、2025年4月13日から10月13日まで大阪市で開催される大阪関西万博に特別記念局を開設することを発表しました。

本記念局は、令和7年に向けた準備として、大阪府内各パビリオンの設置や建設、運行の開始、交付されたチケットによる入場予約など、多角的な事業として実施されます。

会場は、日本各地、さらには夢洲をはじめとする関西全体の主要エリアで運用される予定です。

記念局のコールサイン

  • 「JA3XPO」:1970年の日本万国博覧会(EXPO’70)でも使用された歴史あるコールサインです。過去の博覧会の記録として、今回のイベントのデザインと体験に繋がる貴重な資産です。
  • 「8K3EXPO」:新たに設定される特別なコールサイン。大阪関西万博での出展や参加者の体験をより一層充実させるための必要な取り組みの一環として、各協会での登録が進められています。

記念アワードの発行

また、記念アワードも発行予定です。本博覧会は、地域の委員会や国際交流を促進するイベントとして、世界中からの出展や参加が期待されており、詳細は決定次第、公式サイトやWebで発表し、3月24日に追加の建設・設置スケジュールも公開する予定です。

この特別記念局の開設は、万博のPRを通じたアマチュア無線の魅力発信と、各地域の委員会による協力を推進することを目的としています。

関連記事➡1970年日本万国博覧会(大阪万博)の記念館として、2010年(平成22年)3月13日にオープンしました。

関連記事➡万博記念公園はコチラ▶

大阪関西万博特別記念局、ボランティア運用スタッフ 募集要項 (一般募集)

本募集は、大阪関西万博期間中(本博覧会開催に合わせた期間)に、JARLが実施する「大阪関西万博特別記念局」の運営を支えるスタッフを対象としています。大阪市および大阪府、関西各都市の支部デスクでは、日時やシフトの詳細な予定が既に決定され、各協会間で連携が取られています。

活動の主な目的は、万博会場における各パビリオンでの来場者おもてなしと、アマチュア無線ならびにJARLの活動内容を分かりやすく発信することにあります。加えて、体験運用やデモンストレーションを通じた無線の魅力伝達、さらには国際博覧会として国内外との交流の場を提供する事業でもあります。

趣旨
・大阪関西万博開催にあわせ、JARLが万博のPR、アマチュア無線の広報、国際親善、体験運用を通じて科学技術への興味と未来社会の実現を推進します。

応募資格(一般募集)】
・JARL会員(準会員・家族会員含む)で、アマチュア無線技士(相当資格)の従事者免許を有している方
・18歳以上の成人の方
・協調性があり、本無線局の開設趣旨に同意いただける方
・お住まいの関西6府県内の各JARL支部長から推薦を受けられる方
・開催期間中に延べ15日以上(概ね月間3日程度)のお手伝いが可能な方(※機器操作のための必要な登録を実施)
・インターネット環境が整い、メールやWebでの連絡が可能な方

【応募資格(一般募集)】
  •  JARL会員(準会員・家族会員を含む)で、アマチュア無線技士(または相当資格)の従事者免許を有していること
  •  18歳以上の成人の方
  •  協調性があり、今回の無線局開設趣旨に【同意】いただける方
  •  お住まいの関西6府県内の各JARL支部長から【推薦】を受けられる方
  •  開催期間中に延べ15日以上(概ね月間3日程度)のご協力が可能な方
  • インターネット利用環境をお持ちで、メールやWebが利用可能な方

スタッフ全体会議について
・・3月中に開催し、各支部デスクでの運用説明や、4月12日に運行開始前の最終調整会議を実施します。(時間およびエリアごとのシフト詳細も決定)

業務内容
・来場者へのおもてなし、アマチュア無線・JARLの活動内容に関する説明、入場チケットや会場予約のご案内
・一般的な質問への対応および無線局運用者への機器操作のデスクサポート
・体験運用のコントロールオペレーター、またはゲストオペレーター不在時のデモンストレーション運用
※無線局の運用・管理業務は、各資格やシフトにより内容が異なりますので、マニュアルや主任運用委員の指示に従ってください

シフト時間
※まだ仮の設定です
・【8:00~13:00】
・【13:00~18:00】
・【18:00~22:00】
※一般開場は9:00~22:00。上記の時間帯の一部または全てのシフトでご担当いただく予定です。
※業務中は、資格に応じた【スタッフ章(色分けされた章)】を着用していただきます。

・【その他の取り扱い
– 会場内への飲食品の持ち込みは禁止されていますが、近隣のスタッフ用食堂でご利用いただけます。
– 今回の運用では、従来の万博記念局のように交信局数や運用局数を重視するというより、体験運用の魅力をより強調しています。
– 交通費や飲食費は各自ご負担となりますが、運行期間中に利用可能な入場パスが提供され、各パビリオンでの活動やデモンストレーションが円滑に進むよう、必要な支援が推進されます。

・【応募方法
  - ご応募は、関西6府県各JARL支部の支部長宛にメールにてお申し込みください。
  - 応募の〆切は設けておらず、万博期間中に時間に余裕ができた場合のお手伝いも歓迎いたします。
  - 応募状況により、全てのご希望に沿えない場合がございますので、予めご了承ください。

JARLは、皆さまの力を借り、充実した事業運営と楽しいボランティア体験を実現することを目指しております。無線技術とコミュニケーションの魅力を発信し、大阪関西万博に彩りを添えるこのプロジェクトに、どうぞ奮ってご参加ください。皆さまからのご応募とご支援を心よりお待ちしております!

大阪関西万博特別記念局、運用スタッフ 募集要項/JARLはコチラ▶

大阪関西万博に特別記念局を開設/JARL関西地方本部 はコチラ▶

4. イベントの成功に寄与する

体験運用の重視

大阪関西万博特別記念局では、従来の交信局数や運用局数に加え、世界各国の来場者が直接無線機を操作し体験できるプログラムに重点を置いています。最新のパビリオンにおけるデザインや設置状況、建設中の概要など、公式サイトで詳細情報や予約方法が発信され、参加者が安心して体験できる環境づくりが進められています。

交通費や入場パスの提供

スタッフへの交通費や飲食費は自己負担となりますが、開催期間中は入場チケットが交付され、会場内各エリアでの活動がスムーズに実施されます。これにより、ボランティア運用スタッフは、各パビリオンの展示やイベントを時間通りに体験し、充実した1日の運営をサポートすることができます。

【参考記事】1970年万国博覧会記念局運用の苦労~JA3AA島伊三治氏の体験談から~

大阪万博1970

引用:大阪関西万博まであと2年 成功のカギを握るのは?

島伊三治(JA3AA)さんは、戦前後のハムの架け橋として活躍し、関西は日本におけるアマチュア無線の発祥の地として知られています。彼は、戦後初のアマチュア無線予備免許取得者として国際博覧会の運営の知見を後進に伝え、大阪万博記念局運用の体験談は、現代の技術と歴史との融合を象徴しています。

引用:ICOMホーム頁より>アマチュア無線人生いろいろ/JA3AA

ほとんど不可能と思われた万博への参加を可能としたのは、サンフランシスコ市からの革新的な提案でした。サンフランシスコと大阪市は姉妹都市であり、ロディ市長室の広報部長(W6VCNのコールサイン保有者)との交流が、この国際博覧会の誘致や運行推進に大きく寄与しています。

大阪万博記念局運用 大阪関西万博 記念局

当初、開局前のオペレーター体制やシフト運用など、具体的な計画が十分に実施できない状況でしたが、関西各地域の委員会や支部が中心となり、各デスクでの調整を重ねることで、最終的には代表の指導の下、無事に運行が開始されました。

6カ月という長期に渡る運用体制の調整は困難を極めましたが、各スタッフの協力と、地域全体でのプロデューサーによる指導を通じ、万博当日の成功に向けた着実な一歩となりました。

 

まとめ:大阪関西万博とアマチュア無線の新たな出会い

大阪関西万博は、日本国内のみならず海外との国際交流のプラットフォームとして、未来社会のデザイン実現に寄与するイベントです。各パビリオンにおける展示、出展、デモンストレーションなど、参加者全員が1日1日を特別な体験に変えるため、チケット予約や各協会・委員会による運営体制が整備されています。

JARLは、この記念局を通じて、アマチュア無線の魅力と可能性を発信し、地域や都市を巻き込んだ国際博覧会として、協会とともに社会に大きな貢献を実現することを目指しています。大阪・関西全域、夢洲エリアなどで実施される本事業は、いのち輝く未来社会のテーマに共鳴するプロジェクトでもあります。

ぜひ、公式サイトで最新の概要や日時、各種予約情報をご確認の上、多くの方々が来場・入場し、イベントを体験していただき、熱い思いを共有してください。皆さまのご応募と温かいご支援を心よりお待ちしております!

✨記事のポイントのまとめ
  1. 2025年大阪関西万博開催に合わせ、JARLが特別記念局を開設(4月13日~10月13日、令和7年に向けた準備済み)
  2. 記念局は万博会場内パビリオンと、関西各地を巡回する移動局の2局制を採用
  3. 歴史ある「JA3XPO」と新たな「8K3EXPO」コールサインが採用、国際博覧会としての魅力を発信
  4. 記念アワードの発行、出展・参加を通じた万博PR、体験運用の普及促進により、未来社会の実現を推進
  5. ボランティア運用スタッフ(デスク対応含む)一般募集:応募資格、シフト、業務内容など詳細に記載
  6. 来場者が直接無線操作を体験するプログラムを提供し、世界中の参加者へ魅力を発信
  7. 交通費自己負担ながら、入場パス交付で各エリアでの活動をサポート
  8. 国際交流と科学技術への関心を基盤とした、地域全体での協力と推進事業
  9. 過去のEXPO体験や島伊三治氏(JA3AA)のエピソードも紹介し、歴史と現代の架け橋としての役割を強調
  10. 「いのち輝く未来社会のデザイン」というテーマに共鳴し、多くの来場者の参加を強く呼びかけ
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