今春の海外DXペディション~注目局はこれ!黒点数は2023~2026年付近にピークか?

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サイクル25の上がり調子が続く2023年は、HF帯の電波伝搬に期待が高まります。
大規模なアンテナタワーや大きなアンテナがなくても、国内交信だけでなく海外交信までも楽しめるチャンスかも知れません。

アマチュア無線の楽しみ方はたくさんあります。その中でも、電離層による電波伝搬のエキサイティングを感動できるのは、海外通信です。
たとえば、南アフリカ~日本間の電波伝搬予想チャートによると、ロングパス16JSTに18MHz、17JSTには18/21/24/28MHzでもオープンが予想できるそうです。
過去の経験によると、これよりも低い周波数でもオープンしていたようなので、10/14MHzでも期待出来るかも知れません。

 

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目次

期待出来るサイクル25とは?

太陽は黒点の増減などを繰り返しながら約11年の周期で活動しています。
太陽活動の周期には1755年以来、極小期から次の極小期までを1周期として番号が付けられてきており、2019年12月に極小となり太陽活動の第25周期が始まっていました。

今春の海外DXペディション~注目局はこれ!黒点数は2023~2026年付近にピークか?

第25周期の極大期は2025年7月に来ると予測されています。太陽の活動が活発になると、太陽表面に黒点が増えて太陽フレアや磁気嵐が発生しやすくなり、人工衛星に障害が生じたり停電が起きたりなど、私たちの生活にさまざまな影響を与えることがあります。また太陽活動が地球の気候変動に影響している可能性もあり、今後の活動が注目されます。

 

予定されている大型ペディション

『マダガスカル運用記』

『マダガスカル運用記』

コンディションの上昇とともにHF帯の楽しみの幅がいよいよ拡がってきた今年2023年、下記のDXペディションも活用して楽しまないのはもったいないと思います。
太陽活動の周期は11年なので、次の『サイクル26』は11年後になってしまいます。このチャンスを見逃すとしばらくはチャンスが回って来ませんので!(笑)

 

予定されている大型ペディション

注目局 国(地域) 運用時期 期待できる時間(JST) 注目の電波伝搬

備考

TN8K コンゴ共和国(中央アフリカ西海岸) 1月6日~1月21日 16~17

18/221MHz帯、午後のロングパス

難易度:★★☆
8JST

14/18/21MHz帯、ショートパス

3Y0J ブーベ島(南大西洋) 1月26日頃~22日間 深夜~明け方 7/14MHz帯、ショートパス 難易度:★★★
3B7M アガレガ&セント・ブランドン島(インド洋) 2月24日~3月5日   午後のショッーパス・ロングパス 難易度:★☆☆
CY0S セーブル島(北大西洋/カナダ・ノバスコシア沖) 3月20日~29日

早朝&20JST

早朝のショートパス 難易度:★★★
     

 

※CQ誌1月号参照

 

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