4月1８日は『世界アマチュア無線の日』です。

世界アマチュア無線の日とは、何の日でしょうか？

4月18日は、国際アマチュア無線連合（IARU）が制定した記念日です。

この日は、1925年にIARUが創設されたことを祝うとともに、世界中のアマチュア無線家が電波を通じて交流する日です。2022年のテーマは「アマチュア無線の社会貢献を祝う」でした。

日本では、JARL中央局「JA1RL」が記念運用を行います。

世界アマチュア無線の日について、詳しく見ていきましょう。

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世界アマチュア無線の日とは

世界アマチュア無線の日とは、毎年4月18日に国際アマチュア無線連合（IARU）が制定した記念日です。

この日は、1925年（大正14年）にフランスのパリでIARUが創設されたことを記念しています。

IARUは、世界中のアマチュア無線家の利益を代表し、無線通信の発展と普及に貢献してきた国際的な組織です。

現在は、160の加盟団体を持ち、3つの地域に分かれて活動しています。

世界アマチュア無線の日の目的は

世界アマチュア無線の日には、すべてのアマチュア無線家が電波を通じて、世界中の無線家と友情を交わし、楽しみながらスキルアップに貢献しようという目的があります。

毎年、テーマが決められ、ポスターやロゴが作成されます。

世界アマチュア無線の日の2023年のテーマは？

2023年の世界アマチュア無線の日のテーマは「Human Security for All（人間の安全保障をすべての人たちへ）」です。

このテーマは、IARUが以前発表したキャンペーン「HS4A」に基づいています。

人間の安全保障とは、貧困、戦争、自然災害などによって脅かされる人々の生命や尊厳を守り、自由で創造的な価値ある人生を送ることができるようにすることです。

このテーマは、新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の影響で社会的距離を保たなければならない中でも、アマチュア無線がコミュニケーションや社会貢献の手段として活躍していることを示すものです。

2023年の世界アマチュア無線の日の行事は？

2023年の世界アマチュア無線の日には、以下のような行事が予定されています。

以上が、2023年の世界アマチュア無線の日の行事についての説明です。参加してみたいと思いましたか？

ちなみに、7月29日は「アマチュア無線の日」として、1952年（昭和27年）に戦後初めて予備免許が発給されたことを記念しています。

アマチュア無線の普及にはどのような効果があるか？

アマチュア無線の普及には、以下のような効果があります。

無線技術の学術研究や自己訓練に寄与する。

アマチュア無線は、無線技術に対する個人的な興味によって行われる趣味であり、無線機やアンテナの自作や改造、電波の伝搬特性の観測や実験などを通じて、無線技術の知識や技能を高めることができます。

 世界中の人々と交流し、友好や理解を深める。

アマチュア無線は、国際的な無線通信を行うことができる数少ない無線業務の一つであり、世界中のアマチュア無線家と電波を通じて会話したり、QSLカードを交換したりすることで、異文化や異言語に触れる機会を得ることができます。

緊急時や災害時に有効な連絡手段となる。

アマチュア無線は、基地局や中継局が不要で直接通信が可能なため、電話回線やインターネットが混雑したり、停止したりした場合でも、安否確認や救援要請などの重要な情報を伝えることができます。

また、福祉的な目的で社会貢献活動を行うことも可能です。

以上が、アマチュア無線の普及による効果についての説明です。

まとめ：4月1８日は世界アマチュア無線の日

世界アマチュア無線の日は、4月18日に国際アマチュア無線連合（IARU）が制定した記念日で、IARUの創設を祝うとともに、アマチュア無線の社会的な役割や楽しさを広く伝える日です。

毎年異なるテーマが設定され、2023年のテーマは「人間の安全保障をすべての人たちへ」です。

この日には、世界中のアマチュア無線家が特別局やイベントで交流し、友好や理解を深めます。

世界アマチュア無線の日は、アマチュア無線の魅力や可能性を感じることができる日です。

世界の平和を願いながら、行事にぜひ参加してみたいですね。

また、緊急時に非常通信が行えるよう、設備の整備・点検や技術の訓練もちゃんとしておきたいものです。停電時にも通信が可能な設備も備えておきたいですね。