アンテナチューナー– category –

アンテナアンテナチューナー

アンテナチューナーは、無線機とアンテナの間でインピーダンスを整合させる装置です。主にHF(短波)帯で使用され、特定の周波数帯での送信や受信を効率的に行うために不可欠です。アンテナチューナーは、基本的にL型やT型、π型などの回路構成で、可変コイルと可変コンデンサを組み合わせてインピーダンスを調整します。

【アンテナチューナーの種類】
マニュアルチューナー: 手動で調整するタイプで、精密な整合が可能ですが、操作が手間です。
オートチューナー: モーターや電気接点を使用して自動で整合を行うタイプで、迅速な周波数切り替えが可能です。

【アンテナチューナーの役割】
アンテナチューナーは、アンテナのインピーダンスと送信機のインピーダンスを一致させることで、送信電力を効率的に引き出す役割を果たします。ただし、アンテナ自体の同調周波数を変えることはできず、送信機保護のための機能としても重要です。

【設置と使用方法】
アンテナチューナーは、屋内型と屋外型があります。屋外型はアンテナに近く設置し、屋内型は無線機に近く設置することが一般的です。使用時には、SWR(スタンディングウェーブ比)を最小化することで、送信効率を向上させます。