A1CLUBウィークリーコンテストというめずらしいコンテストに参加してみました。
AWTは、毎週水曜日 21:00～22:00にて開催される、１時間のショート・コンテストです。
『A1CLUBメンバーはもちろんのこと、誰でも参加可能』とのインフォメーションがあったので、興味深く感じて参加してみました。
参加に先立って、A1CLUBやウィークリー・コンテストについても、調べて見ました。
A1CLUB ウィークリー・コンテストって、どんなコンテスト？
CWクラブ「A1CLUB」主催のユニークなコンテストです。週末に集中しがちなコンテストを、あえて平日の水曜日21時に開催。1時間だけのスプリント競技です。
『A1CLUB ウィークリー・コンテスト（以下AWT）は、毎週水曜日の 12:00Z から 13:00Z (21:00-22:00JST)に開催される 1 時間の CW コンテストA1CLUBが後援し、そのメンバーと CW コンテストを愛するすべての人に開かれています。快適なキーイング速度でAWTに参加することを歓迎します。』と案内されています。
Ａ１ＣＬＵＢとは？
Ａ１CLUBはCW電信, モールス通信の愛好者が集まるA1CLUBのFacebookグループです。
モールス通信に興味があれば誰でも参加出来る自由で開かれたコミュニティとして、世界５０ヶ国３７００名以上が登録するまでに成長しました。
Ａ１ CLUBは、人が解読・送信できる唯一のデジタルモード”ＣＷ”をこれからも応援し続けます。 ＣＷ４ＥＶＥＲ！
A: Attract people to CW. ＣＷの魅力を伝えよう！
1: One world by Morse Code. モールスは世界の言葉！
C: Courtesy to Beginners 初心者にはやさしく親切に！
なぜ私たちはＣＷに魅せられるのか
A1CLUBのチャンネルが見つかりましたので、ご紹介させていただきます。
A1CLUB ウィークリー・コンテスト（AWT）概要
A1CLUB Weekly Test（以下AWT）は、国内外のA1CLUBメンバーはもちろんのこと、世界中のCWerに参加頂くための、週に一度・１時間のCWコンテストです。パドルや縦振、バグ
キー等お好きな電鍵で参加頂けるのはもちろんのこと、国内外の様々なCWコンテスト参戦に向けたトレーニングの場として、N1MM Logger+等ソフトウェアを使った自動キーイングや、
SO2R（Single Operator 2 Radios）、リモートシャックから等など、様々な運用形態でご参加頂けます。
開催日時： 毎週水曜 21:00～22:00 （12:00Z～13:00Z）
モード： A1A
周波数： 1.9, 3.5, 7, 14, 21, 28MHz ※ 7.025～7.040MHz等、各バンド下方から+25～40kHzを推奨
CQ方式： CQ AWT
エクスチェンジ： RST ＋ CW名（ハンドル）
運用クラス： QRP：5W以下、LP：100W以下、HP：左記以外すべて
参加形態： 電鍵：定めなし、クラスタ／スポッタ等の利用：可、SO2R：可、リモート運用：可
クラブ局等によるマルチOP運用：不可（シングルOPは可）
スコア計算： QSO局数 × コールサイン数
※ 「QSO局数」は、同一バンドDUP局を除く。（バンドが異なれば、同一局もカウント）
※ 「コールサイン数」は、1コンテスト中、すべてのQSOにおいて、同一コールサインは１カウント。
スコア提出： http://3830scores.com/ にて自己申告（週明け月曜日を過ぎると、入力できなくなります）
表彰： 年間の合計スコアを対象に、以下の２１局を表彰する。
① 全運用クラスを通じ上位３位
② QRP並びにLP運用クラスより、上位３名を表彰（①該当者を除く）
③ ＡＳ（日本を除くアジア圏）、ＯＣ（オセアニア圏）、ＵＳ（北米、南米）、ＥＵ（ヨーロッパ圏）、AF（アフリカ圏）、各地域より上位３名（①及び②
該当者を除く）
※ 別途、参加賞を検討中。詳細は、別途AWT部会により決定の予定。
ＣＱ局： ＣＱ ＡＷＴ ＪＥ１ＴＲＶ
応答局： ＪＪ１ＦＸＦ
ＣＱ局： ＪＪ１ＦＸＦ 5NN ＡＴＳＵ
応答局： 5NN HIRO TU
CQ局： ＴＵ ＪＥ１ＴＲＶ AWT …
注2 ポイント計算例
① 2021/02/02 21:00J 7MHz JN1THL
② 2021/02/02 21:１２J 7MHz JF1UOX
③ 2021/02/02 21:２５J 14MHz JJ1FXF
④ 2021/02/02 21:３７J 14MHz JE1TRV
⑤ 2021/02/02 21:４８J 14MHz JJ1FXF
⑥ 2021/02/02 21:59J 3.5MHz JF1UOX
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QSO数： ５ （⑤のJJ1FXFはDUP）
コールサイン数： ４ （⑥のJF1UOXはDUP）
合計スコア： ２０（５×４）
※ スコア計算は、同一開催日の１コンテストのみを対象におこないます。
注3 運用周波数
１．９、3.5, 7, 14, 21, 28MHzのレガシーバンドを運用周波数とし、WARCバンドで
の運用はおこなわないでください。また、バンドエッジから＋25～40ｋHzを推奨して
おりますが、AWTが占有を約束されている周波数ではありませんので、混信を与えぬ
よう注意を払い、紳士淑女的な運用をお願いします。また、AWT奨励運用周波数が込み
合った場合は、DXペディション、デジタルモード等の慣用的周波数を避け、CWバンド
プランに従い、運用してください。
注4 打鍵（キーイング）速度
ＡＷＴは、国内外のＣＷコンテスト参戦のための練習の場とも位置付けていることから、
ＱＲＳ（低速）でコール頂いた局にも、それまでの巡航（キーイング）速度での応答となる
可能性があります。「QRSで呼んだのに」と嘆かないでください。
一方、QRSによるCQを否定するものでは全くありません。遠慮なく、QRSな “CW
AWT” を送出ください。QRSなCQへのコールバックの際は、相手がコールサインを
コピーできる打鍵速度でコールバックすることが効率アップとなることでしょう。
注5 コンテスト・ロガー ソフトウェア
コンテスト用ロガーで世界的に有名なN1MM Logger+ にて、AWTをサポートする
UDCファイルを作成頂きました。
https://n1mmwp.hamdocs.com/mmfiles/categories/userdefinedcontes
ts/?CMDsearch=
上記URLよりA1AWT.UDCファイルをダウンロード頂き、以下のフォルダーに格納く
ださい。
$HOME/ドキュメント/N1MM+logger/UserDefinedContests
詳細は、PDFをダウンロード出来ます➡ AWT Guideline の概要(日本語)