ハムフェアは新製品を見るだけのイベントではありません。C78「電波ホットスポット探検隊」では、無電源ラジオで聴く有明臨時放送局「JOKE」585kHz、JJY受信、フェライトバーアンテナの展示が予定されています。受信に成功するまでの過程そのものを楽しむ、会場限定の小さなミッションを紹介します。
ハムフェア2026のC78では、ミニAM局「JOKE」585kHz、無電源ラジオ、JJY(40/60kHz)専用受信機の展示が予定されています。受信に必要なのは高価な機材ではなく、まず音を聴くこと。会場で受信体験をしたら、どの場所・どの向き・どの機材で聞こえたかを記録してみましょう。[1]
ハムフェアで子どもや家族と楽しめる体験を探している方、BCL・鉱石ラジオ・QRPに興味がある方、送信より受信から電波の面白さを伝えたい方、昭和のラジオ工作をもう一度楽しみたい方へ。
C78で予定される「聴く」体験
電波ホットスポット探検隊は、アンテナやアースがなくても良好に受信できる場所を探す活動や、無電源ラジオの製作を楽しむサークルです。ハムフェア2026ではC78に出展し、無電源ラジオの展示・部品販売、JJY専用受信機の実演などを予定しています。[1]
記事執筆時点の案内では、有明臨時放送局「JOKE」585kHzを期間中に開設予定です。2025年は聞こえにくいケースがあったため、2026年は水晶発振制御の送信機に替え、送信出力を1mWにする計画と紹介されています。会場の運用状況は当日に変わる可能性があるため、ブースで最新情報を確認してください。[1]

無電源ラジオが面白い理由
無電源ラジオは、電池や外部電源を使わず、受信した電波のエネルギーで音を取り出す仕組みです。増幅回路がない分、アンテナ・アース・周囲の電波環境が受信に大きく影響します。だからこそ、少し場所を変えたり、向きを変えたりするだけで聞こえ方が変わる面白さがあります。[1]
会場では、手持ちの無電源ラジオ、1石ストレートラジオ、スーパー方式のラジオなどを持参して受信体験が案内されています。自作機を持っている方は、ブースで扱い方や調整の話を聞く良い機会になりそうです。
JJY受信も「時間」を電波で感じる入口
C78では、40kHzと60kHzのJJY専用受信機も展示予定です。JJYは日本標準時を長波で送る標準電波で、受信機ではモールスコード音やタイムコードを確認できます。電波時計が合わないときに、周囲の受信状態を観察する視点にもつながります。[1]
電波時計や無線機に慣れた方でも、時間信号を「聞く」「見る」体験は新鮮です。受信条件や展示内容は会場で確認し、機器にむやみに触れず、説明に従って楽しみましょう。

会場での受信ミッション5ステップ
① C78の場所と当日の案内を確認する
会場マップでC78を確認し、JOKE局とJJY受信体験が実施されているか、ブースの案内で確認します。
② まず展示機で音を聴く
自作機を出す前に、展示機でどのような音を探すのかを体験します。聞こえなくても、周囲のノイズや場所の違いを観察しましょう。
③ 自分の受信機があれば条件を変える
向き、持ち方、ヘッドホン、ブース周辺の位置などを少しずつ変えます。分からない操作はスタッフに相談します。
④ 聞こえた条件をメモする
場所、時刻、使った受信機、聞こえ方を短く残します。帰宅後の受信実験にも役立ちます。
⑤ 展示の背景を聞く
無電源ラジオ、フェライトバー、JJY受信機がどんな目的で作られたかを質問すると、受信体験が次の工作や運用へつながります。
ハムフェア総合ガイドとは別の楽しみ方
会場アクセスや全体の回り方は、ハムフェア2026完全攻略ガイドで確認できます。本記事では、C78でしか味わえない受信体験に焦点を置きました。予定は変更されることがあるため、出発前と会場で最新情報を確認してください。
ハムフェアの受信体験を「会場で終わらせない」ための楽しみ方
会場では展示を眺めるだけでなく、受信の変化を自分の耳で確かめる機会が得られます。無電源ラジオやJJY受信は、電池や高価な機材がなくても、アンテナの向き、持ち方、周囲のノイズで聞こえ方が変わることを体験できる題材です。子どもや初参加の方と回る場合は、最初に一つだけ「音が聞こえたら成功」という目標を決め、結果をメモや写真で残すと、帰宅後も電波への興味が続きます。
公式の開催情報、会場ルール、持ち物、待ち時間、子どもと一緒の安全確認を行う。
机上で理解しただけで終わらせず、実際のシャック環境で一項目ずつ確認し、結果をログやメモに残しましょう。小さな再現テストを重ねるほど、次回の運用やトラブル対応が楽になります。
実践を深めるための追加ガイド|ハムフェアでの受信体験
記事の手順を一度試したら、次は「どの条件でうまくいったか」を残す段階です。無線の楽しみは、同じ設定を繰り返すことだけではありません。環境、時間、使った道具、変更した項目、結果を短く残すことで、自分の設備に合う判断ができるようになります。特に初めて試す内容では、成功だけでなく、うまくいかなかった条件も次の改善材料です。
1. 最初の目標を一つに絞る
会場で達成したいことを「一つの信号を聞く」「機材の違いを比べる」など一つに決めます。 一度の作業で複数の課題を解決しようとすると、何が結果に影響したのか分かりにくくなります。今日は受信確認、次回は設定確認というように、終わりが分かる小さな目標に区切ることが長続きのコツです。
2. 変更前と変更後を比べる
ラジオの向き、場所、周囲のノイズ、時刻を記録し、聞こえ方の違いを比べます。 画面写真、接続図、ファイル名、短いメモのどれか一つを残せば十分です。変更前の状態を残しておくと、問題が起きたときに安全に戻せます。また、他の無線仲間へ相談するときも、状況を正確に共有できます。
3. 道具と保存先を決める
持ち物は最小限にし、会場ルールと休憩場所を先に確認します。 保存場所やチェックリストを毎回変えないことも大切です。シャック内の紙のノート、PCの決まったフォルダー、クラウド以外の外部保存先など、普段の運用で無理なく続く方法を選びます。個人情報、アカウント情報、免許関係の画像は公開用の記録と分けて扱ってください。
4. 次回へ引き継ぐメモを残す
帰宅後に受信結果と気になった展示を家族やクラブ仲間と共有します。 記録は立派なレポートである必要はありません。「次はこの順で確認する」「ここを先に見ればよい」という一文が、次回の迷いを減らします。記事を読んだ直後に一つだけ作業し、次の運用日に見返す。この繰り返しが、知識を自分の実践へ変えてくれます。
5. 迷ったら公式情報へ戻る
制度、サービス仕様、イベント日程、接続先の状態は変わる場合があります。迷ったときはブログ記事だけで判断せず、記事内で案内した公式ページや公式窓口へ戻り、公開日と更新日を確認してください。安全性や適法性に関わる項目は、推測で進めず、送信・提出・購入などの前に確認する姿勢を徹底しましょう。
FAQ|JOKE局・無電源ラジオ・JJY受信のよくある質問
Q1. JOKE局はいつ、どこで受信できますか?
案内ではハムフェア2026会場のC78で、期間中に有明臨時放送局「JOKE」585kHzを開設予定とされています。実施状況は当日にブースで確認してください。[1]
Q2. 無電源ラジオを持っていなくても楽しめますか?
展示機での受信体験が案内されています。機材を持っていない方は、まず音や仕組みの説明を聞くところから楽しめます。
Q3. JJYを聞くには資格が必要ですか?
受信だけであれば送信を伴いません。展示機の扱いはスタッフの案内に従ってください。
Q4. 子どもと一緒でも大丈夫ですか?
受信体験は電波の仕組みを直感的に感じやすい企画です。混雑時の安全や機器の扱いについては、ブースで案内を確認してください。
Q5. 受信できなかったら失敗ですか?
いいえ。受信環境や向きの違いを比べること自体が、無電源ラジオと電波の関係を知る体験になります。





