JA3CGZは大阪豊中市に開設するアマチュア無線局です。20年ぶりに電子申請でカムバックしました。このブログはアマチュア無線の話題を投稿していきます。

ALL JAコンテストに参加しよう!おすすめ動画紹介、参加方法とコンテスト規約の一部改正も

今年も4月月末に ALL JAコンテスト(移動運用およびマルチオペ部門)が予定されています。

当局も参加させていただいておりますが、もっと多くの方に参加していただき、ますます賑やかになればと思い記事を作りました。

今回は、毎年ALLJAコンテストに参加されているOMさんが、おすすめ動画を公開してくださっていますので、ご紹介したいと思います。

第66回 ALL JAコンテストの開催要項を調べてみました。規約などで昨年との違いも調べて見ました。

第66回 ALL JAコンテスト概要

名称:第66回 ALL JAコンテスト/移動運用およびマルチオペ部門

■開催日時;2024年4月27日(土・祝)21時~4月30日(日)21時 JST

■周波数帯:1.9MHz帯~50MHz帯

■参加資格:日本国内のアマチュア局およびSWL(アマチュア局の電波を受信する個人をいう)

■ログ提出締切日:2024年5月8日(必着)

第66回 ALL JAコンテスト参加方法

第66回 ALL JAコンテストの参加ルールの概要です。

参加部門

電話、電信、電信電話の3つで、それぞれシングルオペとマルチオペがあります。
また、空中線電力や年齢などによってさらに細かく分かれます。

種  目

オールバンド各バンドの2種類があります。ただし、電話部門のオールバンドは14MHzを除きます。

 交信

方法

呼び出し

電話:CQコンテスト(またはCQ JAコンテスト)、電信:CQ TEST(またはCQ JA TEST)
コンテストナンバーRST符号による相手局のシグナルレポート/自局の運用場所を示す都府県・地域等のナンバー(別表)/空中線電力を表すアルファベット1文字(H,M,L,P)の3つを交換します¹。

 

第66回 ALL JAコンテストの詳細

 参加部門および種目

 

部門
種目

最大電力[W]
免許
範囲内
100
10 (20)
5
電話
(注1、4)
シングルオペ
(注3)
オールバンド(14MHzを除く)
PA
1.9MHzバンド
P19
3.5MHzバンド
P35
7MHzバンド
P7
21MHzバンド
P21
28MHzバンド
P28
50MHzバンド
P50
ニューカマー(注5、9)
(14MHzを除く)
PN
マルチオペ
(注11)
オールバンド(14MHzを除く)
PMA
電信
シングルオペ
(注3)
オールバンド
CAH
CAM
CAP
1.9MHzバンド
C19H
C19M
C19P
3.5MHzバンド
C35H
C35M
C35P
7MHzバンド
C7H
C7M
C7P
14MHzバンド
C14H
C14M
C14P
21MHzバンド
C21H
C21M
C21P
28MHzバンド
C28H
C28M
C28P
50MHzバンド
C50H
C50M
C50P
シルバー(注6、9)
CS
マルチオペ
(注11)
オールバンド
CMAH
CMAM
2波(注7、9)
CM2
電信電話
(注2)
シングルオペ
(注3)
オールバンド
XAH
XAM
XAP
1.9MHzバンド
X19H
X19M
X19P
3.5MHzバンド
X35H
X35M
X35P
7MHzバンド
X7H
X7M
X7P
14MHzバンド
X14H
X14M
X14P
21MHzバンド
X21H
X21M
X21P
28MHzバンド
X28H
X28M
X28P
50MHzバンド
X50H
X50M
X50P
シルバー(注6、9)
XS
SWL(注2、9)
XSWL
マルチオペ
(注11)
オールバンド
XMAH
XMAM
2波(注7、9)
XM2
ジュニア(注2、8、9)
XMJ
  • (注1)電話部門のすべての種目は、空中線電力10W以下(50MHzバンドでは20W以下)とする。
  • (注2)電信電話部門は、「電信および電話」または「電話」によるものとする。 ただし、SWLおよびジュニアは電信のみによる参加のときも、この部門に含める。
  • (注3)シングルオペは、コンテスト中の運用に関わるすべてのことを一人で行うものとし、それ以外はマルチオペとする。
  • (注4)電話部門オールバンド種目は、14MHzバンドの運用は除く。
  • (注5)ニューカマーは、初めて局を開設した個人局であって、局免許年月日が開催日の3年前の同日以降に免許された局とする。
  • (注6)シルバーは、年齢が70歳以上のオペレータによる運用であるものとする。
  • (注7)2波は、いかなる場合も同時に送信できるのは2波(異なる2バンド)以下とし、2波それぞれに「10分間ルール」を適用する。「10分間ルール」とは、バンドを変更して最初の交信をした時刻を起点として、10分間はそのバンドに留まらなければならない、というルール。
  • (注8)ジュニアは、年齢が18歳以下のオペレータの運用とする。
  • (注9)ニューカマー、シルバー、2波、SWLおよびジュニアは使用するバンド数に関係なくオールバンドにエントリーしたものとみなす。SWLおよび2波は、使用するバンドに制限はない。
  • (注10)コードナンバーのH、M、Pは、それぞれ空中線電力「100W超」、「5W超100W以下」、「5W以下」の電力区分を表す
  • (注11)運用場所は一箇所とし、運用範囲は直径500mの円内とする。

 交信方法

    • (1)呼び出し
      • 電話の場合 CQコンテスト(またはCQ JAコンテスト)
      • 電信の場合 CQ TEST(またはCQ JA TEST)
    • (2)コンテストナンバー交換

次のナンバーを交換する。

      • ・RST符号による相手局のシグナルレポート 
      • ・自局の運用場所を示す都府県・地域等のナンバー(別表)
      • ・空中線電力を表すアルファベット1文字(注1)

【注1】空中線電力別の記号(アルファベット)ならびに種目コードとの関連は、次のとおり。

空中線電力( )内は50MHz記号種目コード
100W超
H
H
10W(20W)を超え100W以下
M
M
5Wを超え10W(20W)以下
L
5W以下
P
P

〔例1〕相手局のシグナルレポートが「59」、自局の運用場所が東京都「10」、空中線電力が「10W」の電話によるコンテストナンバーは、「5910L」とする。

〔例1〕相手局のシグナルレポートが「599」、自局の運用場所が北海道札幌市「106」、空中線電力が「100W」の電信によるコンテストナンバーは、「599106M」とする。

 

コンテスト規約が、2023年から一部改正されています

2023年、JARLコンテスト規約が改正されたのは次の部分です。

2024年に新たに変更された部分は、とくに見つかりませんでした。

 コンテスト期間中およびコンテスト終了後に自局の運用情報をアマチュア無線以外の手段(電話、電子メール等)を使って他者に伝える行為を禁止する

昨今の技術動向や運用形態を踏まえて、下記のような視点からルールが見直されたようです。

[1]セルフスポッティング行為の禁止
 昨今Webクラスターと類似の集客効果を持つ多様な手段がでてきたことから、今回この禁止対象を広げ、コンテスト期間中にWebクラスター、携帯電話、メール、チャット、SNSなどのアマチュア無線以外の手段を用いたセルフスポッティング類似行為、ならびにスポットや投稿を依頼する行為を禁止します。
例としてSNS等で「今、○○山山頂から433.24MHzで出ています」といった投稿を禁止します。
[2]終了後の交信確認やナンバー修正の禁止
 従来から、コンテスト終了後に、データベースや録音、電子メールまたはその他の手段を使って交信ログを作成したり、交信を確認したり、コールサインやナンバーを修正することを禁止してきました。

ALL JA 2023コンテスト結果

2023年4月29~30日に開催された第65回 ALL JA コンテストの結果です。

合計:1,871局/電話部門:119局/電信部門:842局/電信電話部門:910局

関係資料➡第65回 ALL JA コンテスト結果

 

ALL JA コンテストに参加しましょう!

なただるOMさんが、コンテストへのお誘い動画を公開されていますので、ご紹介させて頂ます。

ALL JAに参加しながら解説します。国内コンテストでオールバンドに参加するには各バンドのコンディションを掴む必要がある。
【JF9JTS】https://www.youtube.com/@jf9jts

 

ALL JA 2023 コンテストのCWでの交信の様子を少しだけご覧下さい。国内コンテストは26wpmペースでランニングします。
【JF9JTS】https://www.youtube.com/@jf9jts

 

ALL JA CONTESTで1.9 3.5メガCWにQRVした
【絶滅危惧種CWer】https://www.youtube.com/@CWer

 

ALL JA コンテスト(その1) 初心者CW コールサイン聞き取り練習 カーボン釣り竿 直接給電 WWRアンテナ 2022/04/23
【JAIBJT】https://www.youtube.com/@JA1BJT

まとめ:ALL JAコンテストが開催されます!

この記事では、ALL JAコンテストというアマチュア無線のコンテストについて紹介しました。

ALL JAコンテストは、日本国内のアマチュア局およびSWLが参加できるコンテストで、毎年4月の最終週末に開催されます。このコンテストでは、電信、電話、電信電話の3つの部門があり、各部門にはさまざまな種目や電力区分が設定されています。

この記事では、コンテストの規約や参加方法、各部門や種目の詳細な説明を行いました。

ALL JAコンテストは、日本国内のアマチュア無線家にとって楽しくて刺激的なコンテストです。ぜひ参加したいですね。

 

詳細は、第66回 ALL JAコンテスト規約をご覧下さい。

●All ASIAN DXコンテスト 電信部門
・ 6月15日(土)9時~17日(月)9時
・周波数帯: 1.9~28MHz帯
●6m AND DOWNコンテスト
・ 7月6日(土)21時~7日(日)15時
・周波数帯: 50MHz帯以上
●2024 IARU HF ワールド チャンピオンシップ コンテスト (IARU主催)
・開催日時: 7月13日(土)21時~14日(日)21時
・周波数帯: 1.9~28MHz帯
・部門: 電話(Phone)、電信(CW)、電信電話(Mix)
●フィールドデーコンテスト
・ 8月3日(土)21時~4日(日)15時
・周波数帯: 1.9MHz帯以上
●All ASIAN DXコンテスト 電話部門
・ 9月7日(土)9時~9日(月)9時
・周波数帯: 1.9~28MHz帯
●全市全郡コンテスト
・ 10月12日(土)21時~13日(日)21時
・周波数帯: 1.9MHz帯以上
部門: 電話、電信、電信電話
●第78回 QSOパーティ
・開催日時: 令和7年1月2日(木)9時~7日(火)21時
・周波数帯: 全バンド
・部門: アマチュア局、SWL