今日、QSOパーティーのログを提出しました。
今年は、新春のQSOパーティに連日参加することができ、合計60局以上交信できました。
ギリギリの提出は辛いので、早めに作業にかかり、なんとか郵送の準備ができました。
昨年はハムログからデータを取り出し、それをEXCELで修正してログを作成しましたが、交信局数が少なかったことも幸いして比較的簡単でした。
ハムログから必要なデータを取り出して提出ログを作る方法は、便利なフリーソフトが作られていてヘンリ葬なので、今年は挑戦してみることにしました。
調べて見ると、HLTSTやCTESTWIN・・・などのフリーソフトがあるようなので、調べながらやってみました。
「ログの作成は手書きでも簡単ですがhamlogを使っている人ならHLTSTというソフトを使うと持っと簡単です。」を見掛けたので試して見ました。
忘れないようにやり方を記録しておきます。最近は一年経つと間違いなく忘れますから・・(笑)
HLTSTを使ったQSOPartyログ作成手順と注意点
HLTSTの特徴とメリットがたくさんあります。
★ハムログのデータからサマリーとログを印刷してくれます。
★始めに自分のデータを登録しておけば、次回からは入力不要。
★HLTSTで印刷すれば白紙に印刷するので専用の用紙はいりません。
(位置合わせなど面倒になりますが、JARLのログ様式の用紙にも印刷できます。)
★HLTSTで電子ログデータは作れますので、ハムログデータから国内向けコンテストログを作るときはお勧め。
1.HLTST入手(無料)
まずは、HLTSTのホームページからHLTSTをダウンロードしてインストールします。
ダウンロードは下記から(画像をクリックしてダウンロード)
2024年1月現在、ダウンロードができないようです。
2.HLTSTのインストール
ハムログのHamlog50.dllというファイルを使うのでハムログデータがあるところにコピーしておく必要があります。
インストール先はデフォルトフォルダ(パソコンの¥Cドライブに”HLTST”というフォルダーができる)にしました。
その場合(つまり、ハムログのプログラムと同じディレクトリで使っている人)は不要。
3.HLTSTの初期設定
省略
4.自分情報・コンテスト情報の登録
インストールが終わったら、スタートメニューがら、『HLTST』のアイコンをクリックして、プログラムを起動します。
起動すると次の【メニュー】が開きます。ここで、自分やコンテストの情報を登録します。
[1]サマリーに載る自分のデータを登録する。
【HLTST・MENU/コンテストの設定】➡【個人情報】
個人情報、氏名、電話番号、住所、メールアドレス、資格、出力を入力する。
※入力したデータは保存されるので次回は入力不要。新情報のみ書き換えればOK。
※入力完了したら【保存終了】をクリックして閉じること。
[2]コンテスト情報を入力する。
[1]と同じ要領で、コンテスト情報などを入力・登録します。
メニュー | 入力する情報 | 備考 |
個人情報 | サマリーに載る自分のデータを登録する。 | |
コンテスト名称 | 参加者コール・コンテスト名称・期間 | 入力した期間のログデータが取りこまれることになる。 |
参加部門 | 参加部門・移動地/電源 | |
バンド・モード | 交信モード・周波数等 | |
空中線・Rig・意見 | 空中線・Rig・意見 | |
その他の項目 | 必要があれば入力する。 |
5.ログデータの取り出し・確認・修正と印刷
情報が入力できたら、ログデータの抽出印刷に移っていきましょう。
先ほどと同じく
[1]【MENU】から、【データの選択】➡【実行する】をクリックして、ハムログデータを読み込みます。
読み込まれた『最後の交信データのNo、年月日、交信局コール、読み込まれたデータ数』が表示されるので、間違いなければ、【メニューに戻る】をクリックして、画面を閉じます。閉じても、データはソフトの中に読まれたままです。
[2]【HLTWXLの実行】をクリック、読み込まれたデータがエクセルに表示されます。
開いたEXCELのシートを『データシート』(画面の下)に変更します。もし、修正があれば、ここで修正できます。
※パソコンにEXCELがインストールされている場合のみ
修正が完了すれば、シートを「Menu」に戻し、【HLTSTWへデータを戻す】をクリックして保存します。➡【終了】
[3]【データの整理と印刷】をクリックして、
①バンド別ログを印刷する場合の、印刷するログの周波数を選択します。
②バンド別にしない場合は、【ミックスバンド】を選択。
➡【新規選択開始】をクリック。
③重複チェックはここで行います。
④【マルチ処理】➡印刷画面が開くので、確認、印刷のして【印刷】をクリックして印刷します。
終了すれば、【メニューに戻る】
[4]【サマリーシートの印刷】・・・省略
通常のコンテストは電子メールで出すのでzlogでコンテストログを作りますが、NYPは紙なのと最終的にはハムログにデータを入れるのでHLTSTで作るのが便利です。
また、マルチが特殊だったり期間が長いコンテスト等修整が多そうな場合にもHLTSTはExcelが使えるので便利です。
まとめ:
以上が、HLTSTソフトを使ってハムログデータから。ログとサマリーシートを印刷する方法です。
初回は苦労すると思いますが、次回からはスムーズに作業ができるのではないでしょうか。
ログや、サマリーシートは、忘れないうちに出しておきましょう。
今回のQSOパーティの提出締め切りは2月1日です。