新年あけましておめでとうございます!CQ~JA3CGZ アマチュア無線ブログ運営者のJA3CGZです。
2026年も、皆様のハムライフが素晴らしい一年になりますよう心からお祈り申し上げます。さて、新年最初のビッグイベントといえば、もちろん「QSOパーティ」ですよね!明日1月2日からいよいよ開催されるこのイベントは、新年の挨拶を交わしながらたくさんの局と繋がれる絶好の機会です。
この記事では、2026年のQSOパーティの参加方法からおすすめの周波数、そして今年から新しくなった電子ログの提出方法まで、あなたが今すぐ準備を完了させるための最終チェックポイントを網羅的に解説します。初心者の方も、久しぶりに参加する方も、この記事を読めば安心して2026年の初交信を楽しめます。さあ、一緒に最終準備を整えましょう!
QSOパーティ2026 開催概要おさらい

参加前に確認しておきたい4つのチェックポイント
まずは、明日から始まるQSOパーティの基本的なルールをしっかりおさらいしておきましょう。基本的な情報を押さえておくだけで、当日の運用がぐっとスムーズになります。
開催日時と期間
2026年のQSOパーティは、以下の日程で開催されます。期間はたっぷり6日間、132時間ありますので、ご自身の都合の良い時間を見つけて参加してみてください。
| 項目 | 詳細 | |:—|:—| | 開始日時 | 2026年1月2日(金)午前9時00分 (JST) | | 終了日時 | 2026年1月7日(水)午後9時00分 (JST) |
参加資格と参加部門
QSOパーティには、アマチュア無線の免許を持つ「アマチュア局」だけでなく、受信のみをおこなう「SWL(Short Wave Listener)」も参加できます。特別な参加登録は不要で、誰でも気軽に参加できるのが魅力です。
- アマチュア局 (コードナンバー: 30)
- SWL (コードナンバー: 31)
使用周波数帯とモード
使用できる周波数帯は、総務省告示で定められたアマチュアバンド全般です。コンテストのように特定の周波数が指定されているわけではありませんが、慣例的に賑わう周波数帯があります。モードもSSB、CW、FM、そしてFT8などのデジタルモードまで、幅広く楽しむことができます。
交信方法の基本 – 呼び出し: 電話の場合は「CQ NEW YEAR PARTY」、電信(CW)の場合は「CQ NYP」と呼びかけます。 – 交換する情報: 「相手局のシグナルレポート(RST)」と「ご自身の名前(ニックネームやハンドルネームも可)」を交換します。
詳細な規約については、主催者であるJARL(日本アマチュア無線連盟)の公式サイトもご確認ください。
- 詳細はこちら: QSOパーティ規約 – JARL
直前最終チェックリスト
「準備万端!」と思っていても、意外な見落としがあるかもしれません。以下のチェックリストを使って、最終確認をしましょう。一つひとつ確認すれば、安心してQSOパーティに臨めます。
無線機・アンテナの準備確認
基本的なことですが、最も重要です。無線機やアンテナが正常に動作するか、SWRは適切な値か、事前に確認しておきましょう。特に移動運用を計画している方は、バッテリーの充電も忘れずに行ってください。
ログの準備(紙ログ vs 電子ログ)
交信の記録(ログ)は必須です。紙のログブックでも、PCのロギングソフトでも構いません。今年から電子ログの提出が便利になったので、ハムログ(Turbo HAMLOG)などのソフトウェアを活用するのがおすすめです。事前にソフトウェアを起動し、設定を確認しておくとスムーズです。
交信の定型文・暗記確認
QSOパーティでは、普段の交信とは少し違う定型文を使います。特にCWで参加される方は、呼び出しの「CQ NYP」や、名前を交換する手順を再確認しておきましょう。無線機のメモリーキーヤーに定型文を登録しておくと、非常に便利です。
周波数とモード計画の確認
どのバンドで、どのモードで運用するか、大まかな計画を立てておくと効率的です。HF帯は全国の局と交信できるチャンスがあり、VHF/UHF帯は地域の局と賑やかに楽しめます。自分の設備と目標に合わせて計画を立ててみましょう。
2026年から変わったポイント

今年から電子ログ提出が可能に!より便利になったQSOパーティ
今年のQSOパーティには、参加者にとって非常に嬉しい変更点があります。特にログの提出方法が大きく改善され、より手軽に参加できるようになりました。
電子ログ提出が正式対応に
これまで紙ログの郵送が基本でしたが、2026年からついに電子ログでの提出が正式に可能になりました。これにより、ハムログなどのロギングソフトで作成したデータを、Webサイトからアップロードしたり、Eメールで送信したりするだけでログ提出が完了します。郵送の手間や費用がかからなくなり、非常に便利になりました。
電子ステッカーと電子台紙
電子ログで提出すると、記念品であるステッカーも電子版(PDF形式)で受け取れるようになりました。ご自身のプリンターで印刷して楽しむことができます。さらに、過去に参加した年のステッカーを仮想的に貼り付けてコレクションできる「電子台紙」のサービスも開始されています。これは、長年参加されているOM諸氏には特に嬉しいのではないでしょうか。
提出方法の選択肢が増加
もちろん、従来通りの紙ログでの提出も可能です。シール型のステッカーが欲しい方は、返信用封筒を同封して郵送で提出しましょう。自分に合った方法を選べるようになったのが、2026年の大きな特徴です。
- 詳細はこちら: QSOパーティを楽しもう – JARL
初心者のためのワンポイントアドバイス

初めての参加でも大丈夫!まずは聞くことから始めよう
「QSOパーティ、興味はあるけど少し不安…」という初心者の方もご安心ください。いくつかのコツを押さえれば、誰でも楽しむことができます。
「まずは1局、聞いてみることから始めよう」
いきなりCQ(呼び出し)を出すのは緊張するかもしれません。まずは、他の局がどのように交信しているのか、じっくり聞いてみましょう。「CQ NEW YEAR PARTY」という声が聞こえたら、それがチャンスです。交信の流れが掴めたら、勇気を出して応答してみてください。
「混雑している周波数を避けるコツ」
コンテストでよく使われる周波数は大変混雑します。もし空いている局が見つからなければ、少し周波数をずらしてCQを出してみるのがおすすめです。意外とすぐに呼ばれることがありますよ。
「CW初心者が安心する交信方法」
CW(電信)での参加は少しハードルが高いと感じるかもしれません。そんな時は、まずCQを出している局の交信をしっかり傍受し、相手のハンドルネームをメモしてからコールすると、落ち着いて対応できます。慌てずに、自分のペースで楽しむことが一番です。
「ハムログ活用のすすめ」
PCをお持ちなら、ぜひ「ハムログ」を導入してみてください。交信履歴の管理が楽になるだけでなく、相手局の情報が画面に表示されるなど、多くのメリットがあります。当ブログでも連携方法を解説していますので、参考にしてみてください。
周波数別・モード別の参加ガイド

各バンドの特徴と推奨モードを確認して効率的に運用しよう
どのバンドで参加するか迷っている方のために、周波数帯ごとの楽しみ方をご紹介します。
HF帯(3.5MHz~28MHz)での参加
遠くの局と交信できるのがHF帯の魅力です。特に7MHz帯や3.5MHz帯は、国内全域から多くの局が参加するため、最も賑わうバンドと言えるでしょう。コンディションが良ければ、普段は交信できない地域の局とも繋がるチャンスです。SSBやCWがメインになります。
50MHz帯での参加
「マジックバンド」とも呼ばれる50MHz帯は、Eスポ(スポラディックE層)が発生すれば、思いがけない長距離通信が可能です。新年の運試しにはぴったりのバンドかもしれません。
VHF/UHF帯(144MHz・430MHz)での参加
ハンディ機やモービル機でも手軽に参加できるのがVHF/UHF帯の魅力です。ご近所の局や、地域のクラブ局などが多く参加しており、和気あいあいとした雰囲気で新年の挨拶を交わすことができます。FMモードが中心です。
デジタルモード(FT8)での参加
近年、利用者が急増しているFT8でもQSOパーティに参加できます。呼び出しを「CQ NYP」に設定して運用します。音声や電信が苦手な方でも、PC操作だけで気軽に参加できるのが大きなメリットです。
ログ提出と記念ステッカー

20局以上と交信してログを提出すれば、2026年巳年のステッカーがもらえます
QSOパーティの楽しみの一つが、参加記念品であるステッカーです。20局以上と交信(SWLは受信)し、ログを提出すると、その年の干支がデザインされたステッカーをもらうことができます。
20局以上の交信でステッカーをゲット
目標はまず20局!異なる20局と完全な交信を成立させ、ログを提出すれば、2026年の干支である「うま」がデザインされた記念ステッカーが贈られます。十二支をすべて集めるという長期的な楽しみ方もありますよ。
電子ログ提出のメリット
前述の通り、今年から対応した電子ログ提出は、簡単・無料でログを提出でき、電子ステッカーも迅速に受け取れるため、非常におすすめです。ぜひこの機会にチャレンジしてみてください。
提出締切と提出方法
ログの提出締切は2026年1月31日です。忘れずに提出しましょう。提出方法の詳細は、JARLの公式サイトで最終確認をお願いします。
まとめ:2026年の素晴らしいスタートをQSOパーティで!
この記事では、2026年QSOパーティの最終チェックポイントを解説してきました。準備は整いましたか?
QSOパーティは、順位を競うコンテストとは違い、新年の挨拶を交わしながら楽しむ、お祭りのようなイベントです。初心者の方もベテランの方も、それぞれのスタイルで楽しむことができます。私もJA3CGZとして、HF帯やVHF帯のどこかのバンドでCQを出す予定です。もし聞こえていましたら、ぜひお声がけください!
2026年の素晴らしいスタートを、QSOパーティでの初交信で飾りましょう!皆様のオンエアでのご活躍を心から楽しみにしています。
参考文献
[1] JARL, “QSOパーティ規約”, https://www.jarl.org/Japanese/1_Tanoshimo/1-1_Contest/qso_party_rule.html [2] JARL, “QSOパーティを楽しもう”, https://www.jarl.org/Japanese/1_Tanoshimo/1-1_Contest/qso_party.html [3] FB NEWS, “QSOパーティが電子ログ提出に対応、電子ステッカーも新登場”, https://www.fbnews.jp/202512/news01/


