シャックのPCと自宅のPCは,宅内有線LANでつながっているので、ハムログのQSOデータを共有することができそうです。
共有すると,どちらのパソコンでもハムログを起動して交信データを入力・編集できるようになります。
自宅のPCから、QSOの確認やQSLの印刷なども出来る様になります。
ハムログデータを共有化する方法
1、共有するデータを置くNASにフォルダーを作る。どちらのPCからもそのフォルダーにアクセスが出来ることを確認しておきます。
2、メインPC(私の場合はシャックPC)のHamlogフォルダーからHAMLOG.hdbとHamlog.mstのファイルを、共有するNASフォルダーにコピーする。
私の場合(OSがWin10)、Hamlogのフォルダーは、PCのCドライブにありました。
3、メインPCで、hamlogを起動し、読み込むQSOデータを、NAS内のデータに変更します。
Hamlogの「ファイル」をクリックして、「QSOデータを開く」と「QSOデータのオープン」のウインドウが表示されるので「ファィルの場所」を【Nas内のデータがあるフォルダー】に変更します。
4,「オプション」「環境設定」「設定2」の【QSOデータの共有オープン】にチェック(✓)を入れる。
5、2台目のPCでも、3、4について同様に設定する。
【おまけ/補足設定】2台目のHamlogの全ての設定を1台目と同じにする方法
上記の設定はQSOデータのみの共有なので、2台目のPCでは、QSOデータの表示などその他の設定を改めて行う必要がありますが、簡単に1台目のPCと同じようにする方法があります。
例えば、私の場合、データを見やすくするため「設定4」で【1行おきに色を付ける】設定にしています。
そのような設定を全て1台目と同じにしたい場合は、1打目のPCのHamlogフォルダー内の「Hamlogw.ini」ファィルを、2台目の同フォルダー内にコピペすると全ての設定が1台目と同じになるようです。
【注】2台目PCでエラーメッセージが出る場合。
この設定では、PCとの連携で例えば「COMの指定」なども、全て1台目と同じになるので、Hamlogを立ち上げたときに、エラーメッセージが表示して五月蠅いことが起こる場合があります。その場合は、2台目PCでその項目のみ変更すると良いでしょう。
まとめ:
隣同士のPCで実験してうまくいきましたが、同時起動は出来ないようです。必ず最初のPCのHamlogを終了してから別のPCのHamlogを立ち上げたほうが良いようです。
この設定については、JA1PFPさんの記事を参考にさせていただきました。