JA3CGZは大阪豊中市に開設するアマチュア無線局です。20年ぶりに電子申請でカムバックしました。このブログはアマチュア無線の話題を投稿していきます。

【アマチュア無線局】電子申請から35日で免許状が届いた!

アマチュア無線 局免許が申請から5週間で届きました!

電子申請していたアマチュア無線の免許状が届きました。

発行された免許状を受け取る方法は3つありますが、皆さんはどのようにして受け取られましたか?
私はじっと家で待っている一番楽チンな方法で受け取りました。その方法ついて説明したいと思います。

申請から免許状が届くまでの日程や失敗、手続きに必要な日数などをお伝えします。これから申請を考えておられる方々の参考にしていただければうれしいです。

アマチュア無線 固定局の開局を電子申請で」には、電子申請の手順の詳細があります。

【アマチュア無線局】免許状の受取り方法は3つから選べる

アマチュア無線の場合、申請や届出はほとんどが電子化されましたが、免許状については電子化されていません。従来どおり書面により交付されます。

アマチュア無線局の免許状を受け取る方法は次の3つから、選ぶことが出来ます。

1.返信用封筒別送

2.窓口受領

3.送料受取人払いによる受取

 

1.返信用封筒別送を選択した場合

住所、氏名、送信完了時に表記された「問い合わせ番号」が分かるように記載した封筒に、定型封筒による普通郵便を利用する場合は84円切手を貼付して、無線局を申請した管轄の総合通信局又は総合通信事務所の「アマチュア無線担当」に送ってください。

※書留等を利用する場合は、封筒にその旨を記載したうえで、必要な料金分の切手を封筒に貼付して送ってください。

※信書便事業者を利用する場合には、当該信書便事業者が定める額の証票を封筒に貼付して送ってください。

詳しい手順及び送付先の住所は「免許状返信用封筒の送付について」をご確認ください。

※返信用封筒は、手数料の納付後、申請手続の状態が「審査終了」に変わり次第、送付してください。

2.窓口受領を選択した場合

無線局を申請した管轄の総合通信局又は総合通信事務所までお越しください。総合通信局又は総合通信事務所の所在地はこちらをご確認ください。

詳しくは「免許状の窓口受領について」をご確認ください。

3.送料受取人払いによる受取を選択した場合

免許状のお届け時に配送業者が料金を回収する方法です。

料金600円(税込・郵送料、代引手数料含む)を現金で支払います。

※委託先の業者はパーソルワークスデザイン(株)

※利用の制限など、詳しくは「免許状の窓口受領について」をご確認ください。

 

私は「送料受取人払い」を選びました。

私は、やはり「送料受取人払い」です。

「送料受取人払い」を選ぶ理由は、「1.返信用封筒別送」は、往復84円合計168円と費用は節約できますが、「審査終了」になってからの郵送になるので、少し日数がかかってしまうこと。

「2.窓口受領」は、この情勢の中、総合通信局又は総合通信事務所まで出向かなければなりません。私の住所からだと交通費もかなりかかってしまいます。バスと電車に乗って片道約1時間30分はかかってしまいそうです。

なので私の場合は「3.送料受取人払い」一択になってしまいます。

【アマチュア無線局】電子申請から35日で免許状が届いた!

 

【アマチュア無線局】申請から免許状が届くまでの案件と失敗事例

さて、今回は申請から手元に届くまでどの位の日数になったでしょうか?
申請から手元に届くまでをまとめてみましたので、これから申請される方々の参考になれば嬉しいです。

失敗もありましたので、ココをなくせば30日くらいで免許状がもらえます。

  • 7月19日 申請・届出 到達のお知らせ(総務省 電子申請・届出システムからメール)
  • 7月20日 【JARD保証事業センター】保証願書を受け付ました (JARDからメール)
  • 8月3日  申請・届出 補正依頼のお知らせ(メール)
  • 8月5日 【JARD保証事業センター】アマチュア局の保証が完了のお知らせ(JARDからメール)
  • 8月5日  申請・届出 到達のお知らせ(メール)
  • 8月15日 申請手数料 電子納付手続のお知らせ(メール)
  • 8月24日 申請 審査終了のお知らせ(メール)
  • 8月26日 免許状が配達

今回は、スプリアス確認保証が必要な無線機であったにもかかわらず、知らずに必要書類を添付せずに総務省に申請書を提出してしまいました。その期間分日数が余分に増えています。

したがって、該当する無線機を使って開局する場合は、先にJARD保証事業センターに申請を出して、「技術基準適合の保証書(開設または変更)」(PDFファイル)をメールにて送付してもらい、申請書に添付すればもっと免許状を早く手に入れることが出来そうです。

スプリアス確認保証の申込み方法はコチラを参考にしてください。

スプリアス確認保証が必要な無線機は、「平成17年12月」以前に免許を受けた無線機です。

スプリアス確認保証可能機器リストは、JARDのサイトからダウンロード出来ます。

まとめ:免許状が電子申請から35日で届いた!

今回は、スプリアス確認保証が必要な無線機であったにもかかわらず、必要書類を添付せずに総務省に申請書を提出してしまったので、その期間分日数がふえました。

それにしても、申請から免許状を手にするまで、僅か30~40日と大変短い日数になっています。申請の方法は、Webを利用すれば、必要な部分に✓を入れていくだけです。

「アマチュア無線局がついに39万割れ」というニュースも聞こえてきますが、このように申請とても簡単ですので、以前開局されていた皆さんも是非カムバックしていただきたいものです。
また、開局を目指しておられる皆さんも、ぜひ一日も早い開局をお待ちしております。

無線局の免許状を飾る時にちょうどサイズのフォトフレームが見つかったので購入しました、参考までに掲載しておきます。
ただし、免許状掲示義務は一部廃止されたので、シャックなどに掲示しなくても良いですが・・・・
『免許状は、これまで、主たる送信装置のある場所に掲示することを義務としていましたが、無線局に備え付けておくことでも支障がないことから、免許状を掲示する義務を、平成30年3月1日をもって廃止します。(電波法施行規則第38条第2項)』➡詳細はコチラ

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